今回は、塾生さんの持ち込み?希望?により、
「ブランドビジネス」
を取り上げました。
これまで、
「特許」「特許情報」
に特に注目してきましたが、もちろん、すべてが「特許」で語れるわけではありません。
✔ 他の1次情報、たとえば「IR情報」
✔ 他の知的財産、知的資産、あるいは、無形資産
にも注目し、
「新しい価値を創造し、世の中を良くする」
(発明塾用語で”巻き取る”)
発明、あるいは、事業を創出できる議論を今後も行います。
「ブランド」で著名な企業は、世界中に多くあるのですが、
LVMH、リシュモン、ケリング、ロレアル・・・・
など、欧州の企業に注目して進めます。
「何でもかんでも、シリコンバレー」
に
「逆張り」
するのも、発明塾らしいと思います。
もちろん、米国にも
エスティローダー・・・
など、素晴らしいブランドを保有する企業もあります。
今回は、
✔ LVMH、ケリング、リシュモン
の比較を通じて、
「ブランドビジネスを、安定的に発展させるために必要なことは何か」
を導き出すべく、情報分析と議論を行いました。
(誤解を避けるために、あえて蛇足ながら説明しておくと、上記の企業はいずれも「技術」や「職人技」の上に、成立している企業です)
注目したのは、「無形資産」です。
以下、LVMHのIRの抜粋を示します。
これを見て「ピン!」と来ました。
なるほど、原理原則にかなっていて、よく考えられているなと。単に
「事業ポートフォリオで、リスクヘッジしている」
というような、薄っぺらい話ではないようです。
「収益を再投資し、さらに大きな収益を安定的に生み出す」
ための
「仕組み(Machine)」
が、IRから透けて見えます。
IR情報、じっくり味わってください。
では、次回は「世界の食品大手」について、同様に
「ブランド」
の視点で見ていきましょう。
P&G、ユニリーバ、アンハイザーブッシュ、アルトリア、モンデリーズ・・・・
など、見てみたい企業がたくさんありますね。
日本では、
「サントリー食品インターナショナル」
に、注目しましょう!
準備よろしく!