「ウエアラブル、IoT、自動運転、3Dプリンター」
あたりに関連した、ビジネスプランの策定と、特許情報分析の議論を行いました。
日本ではあまり盛んではないようですが、米国では「ビッグデータ分析の一環としての特許情報分析」は、かなり「熱い分野」のようで、実際に、英語の特許分析サイトは新しいものがどんどん出ており、機能も充実してきています。
今後は、海外の最新動向も踏まえ、
「投資/事業意思決定に直結する、特許情報を含む情報分析手法」
の確立と、実践を追及します。
「リスクに見合ったリターンの、最低ラインはどこか」
金融工学の知識は多少必要ですが、高校3年生ぐらいの
数学力とエクセルがあれば、瞬時に、綺麗に答えが出ます。
最後は数字、ここは投資も事業も同じです。
ちなみに、前回の情報分析と討議の中で、
「この企業、要注意だな」
とマークを付けた企業の株価が、先日
「急上昇」
しました。最終的に、数日で20%ほど切りあがったようですので、タイミングを外さなければ、
「特許情報」
という先行指標は、
「強烈なリターンをもたらす」
ということが、確認できました。
見ている人は見ている、ということでしょう。
また、今回の討議で、特許情報分析を、意思決定につなげるには、
「知財戦略から見た業界分析」
が必須である、ということも確認できました。
「小川理論」「丸島理論」
を押さえていなければ、特許情報から
「誤った結論」
を導き出してしまうことも、分かりました。
「戦略論という文脈に沿った、情報分析」
が重要であることは、リデルハートやクラウゼビッツを紐解かなくても
「当たり前」
ですが、分析していると、つい目の前の数字や情報に、
「一喜一憂」
してしまいがちなので、注意が必要です。
次回も引き続き、
「投資や事業意思決定に使える情報分析とは、どのようなものか」
根本から問い直しながら、あくまでも
「実践的」
に進めたいと思います。
では、次回もよろしく。