4月に入りましたので、各自が自分のテーマを、自主的に進める(自律:Autonomy)を徹底します。
各自のアイデアに関わる部分は割愛としますが、今回も、
「分析」
中心で進めました。
一つのトピックとして、ある学生さんの分析結果の一部分、
「三菱重工業(株)の、ガスタービン分野の技術開発状況を明らかにする」
をベースに、討議しました。
明らかにする、といっても、いくつかの視点があります。
発電用タービンの分野において、MHI(三菱重工業の略称)は、GE(General Electric)と競合しています。
・三菱重工、GEとのアルストム買収合戦から見る今後の課題
上記の記事によれば、最先端の分野では、肉薄しているようですので、比較対象には、良い相手といえます。
(画像をクリックすると、分析が継続できますよ)
つまり、
「分析とは比較」
であるとするならば、
「何と何を比較して、何を明らかにするのか」
を、まず決めないと、分析は始まりません。
MHIとGEは、関連IPCの出願件数でもデッドヒートを演じているようですので、この2社の比較から、それぞれの会社の戦略が見えてくる可能性は、高いでしょう。
引き続き、
「まず、証明したい命題」
を明らかにしながら、分析に取り組んでくださいね。
ではでは、次回は@東京で!