2014年3月16日日曜日

発明塾京都第171回開催報告

3月も半ばというのに、寒い日でした。終了後も、色々議論したようですが、結果はどうだったのでしょうか。

さて、今回の議論を振り返っておきましょう。


今回行ったことは、


①すでに出ているコンセプトを、各自で「技術思想」として、提案書に落としこむ

②「技術思想」として、「課題-解決-効果」を整理することで、さらなる飛躍を狙う
(いわゆる「制約思考」との活用)

でした。



①は、合宿でやってきて欲しかったんだけど・・・まぁ、今後の皆さんの課題ですね。



「楠浦さんは、次になんというのか(KSQ)」


を、徹底するしかないですね。一人で発明するには、「複数の”相反する”視点を使い分ける」必要があり、それは「複数の人間を、頭に住まわせる」ことです。


②は、いつもやっていることで、「技術思想」として発明の本質を「課題-解決-効果」の流れで捉え、厳密に文章化し、それをたたき台に更に議論をすることで、「より深い本質」に至りました。



結局は、「アタリマエのことを」「繰り返し」「できるまでやる」という、誰でも判ることをやるだけなのですが・・・、その議論を「迷いなく」主導するには、それなりの経験と、科学的考察/理論に基づいた方法論が必要なのかもしれません。


では、次回までに仕上げてきてね。



「V7」神戸製鋼ラグビー部を率いた平尾氏
彼が言うこともまた、アタリマエのことばかり


今回は、塾生へのメールも公開しておきます。卒業生や、弊社メンバーにも、参考になるでしょうから。

>>以下、メール文面

171回でしたね。

つまり、3.5x171回の議論を、積み重ねてきたわけです。

600時間です。

合宿や、準備時間、個別討議もしっかりやった人は、1000時間は超えているでしょう。確かに、これぐらいやれば、やらなかった人と、差はついていると思います。

が、実感としてどうか、各自の判断に委ねます。


さて、次回SRを討議できるように、各自必ず、SRに落としこんで持参して下さい。無理矢理にでも書こうとしないと、細部は詰まりませんし、何が分かっていないのかすら、わかりません。今回、話したとおりです。

「発明」という仮説を元に、一歩無理やり進めることで、「何が足りないのか」「何をより深く考える必要があるのか」見えてきます。慣れれば、仮説時点でシミュレーションできますが、慣れてない人は、「シミュレーションだと思って」書き始めることです。

1回で仕上げようとしないことです。繰り返し、行戻りを覚悟しておくことです。

ダ・ビンチですら、未完の作品を多数残しています。名画の多くは、たびたび書きなおされています。そういうマスターピースと、その歴史を知ることは、皆さんが「仕事」をする上で、参考になるはずです。

では、次回も宜しく。

>>終わり


目線を常に高く持ち、「よい仕事」「よい作品」を作り出すための方法論を、大学時代に身につけて欲しい。

それが僕の願いです。