「頭脳を武器にし、知を武器にする」
ことを、これからも実践し、皆さんの能力を「実績で証明」していきましょう(注2)。
さて、今週取り上げたいのは「読書法」です。最近、社内の勉強会も含め、読書法について触れる機会が複数ありました。何度も言うのも面倒ですし、本にも書いてあることですから、立命館大学生の参考のためにも、まとめておきます。
ちなみに、僕は読んでいませんが、以下の本に、僕が実践しているのと「ほぼ」同じ読書法が、解説されているようです(注3)。
・「読書の技法-誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門」佐藤 優
僕の読書法は、時代の変遷を経て、以下のようになっています。
①さらっと読む本は、一気に読む/まとめて読む。1冊/30分程度で、関連書籍を複数、一気に読む(3冊が目安)。
②重要な本(古典など)は、繰り返し読む。また、意図的にゆっくり読む。できれば、「暗記」する。
③メモを残す。
④本は買う。
それぞれ、詳細に解説していきましょう。まず①ですが、これまでも、「ある分野について勉強するときは、まず3冊読む」などのお話はしてきましたので、それ以上でもそれ以下でもありません。
1冊/30分は無理でしょ、と思われる方も多いと思います。ポイントは2つ。
・慣れ
・時間を決める(価値を推定する)
で、いずれも訓練です。
次に②ですが、例えば発明塾では「丸島本と小川本は100回読め」、と紹介しています。もう一つのコツは、「意図的にゆっくり読む」ことです。例えば僕の場合、いくつかの本は、数年かけて読んでいるものもありますし、毎日読んでいるものもあります。あえて「英語版(というかオリジナル)」で読んでいるものもありますし、さらに、英語オーディオブックにしているものもあります。
細切れに読むことで、前の内容を思い出す必要があり、場合によっては読み返すことで、自然と理解が深まり、かつ、読み返すのが面倒なので、憶えてしまうようになります。
また、読み慣れた本は、日本語で読むと読み飛ばしてしまうので、「英語」で読むことで、スピードを遅くします。更に英語オーディオブックにすると、繰り返し聞かないと、「聞き取れ」すらしないので、その効果は高まります(憶えないと解釈出来ない)。
③については、①/②いずれの本でもやるのですが、方法が違います。①の本については、「他にない重要な内容(差分かつ本質)」を、5つ程抜き出して、箇条書きにします(注4)。
②の本については、専用のノート(注5)を準備し、重要なところを書き写し、自分なりの解釈を入れたり、他の本の内容と結びつけたりします。
④は、ゆっくり読むために、意図的に下線を引いたりするので、買わざるを得ません。また「綺麗に読もう」とか思うと、それが気になって頭に入らないものです。
僕もかつて、図書館で本を大量に借りて読んでいましたが、後で買い直してコメントし直して・・・と二度手間なので、結局止めました。20代なら良いかもしれませんが、それ以上になると、時間制約が極端に大きくなりますから(でも、誰にとっても1時間は1時間なんですけどね)。
僕自身が、完全に独学で創り出した方法(注6)なので、これが皆さんにとって良い方法かどうかは不明ですが、いずれにせよ「自分なりの必勝法」としての読書法を、ぜひ大学時代に掴んで欲しいと思います。
それは、一生の財産になると思います。
※ 注1) 夏休みに、その下準備と簡単な演習が、出来たと思います。
※ 注2) Not 口先、Not プレゼン、という意味です。
※ 注3) 塾生/社員複数の証言。繰り返しですが、僕は読んでいませんので、内容に責任は持てません。
※ 注4) これが、TechnoProducer株式会社のメルマガにある、「本紹介」のネタになっています。
※ 注5) ノートの取り方については、別途「駿台式勉強法」と合わせて、取り上げたいと思います。
※ 注6) 他、細かいノウハウは、紹介するとキリがありませんので、又の機会に是非。
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