「発明塾®」へようこそ!: 発明塾@京都 第10回開催報告

2010年10月21日木曜日

発明塾@京都 第10回開催報告

今回は6名の参加者で開催しました。

一名の学生さんのアイデアがほぼ固まっているため、そのSR(発明提案書)の書き方について討議したあと、他2名の学生さんのTOPIC(RFI)について討議をしました。

いつも話していることですが、まずRFIを自分なりに理解し、Google検索などで情報収集をして、その分野でどんなことがすでに行われているかをきちんと調べることが重要です。すでに行われていることを、新しいアイデアとして考えるのは時間の無駄なので、それを防ぐためです。逆に、アイデアとして出ているが、実用化されていない情報を、特許から拾い出してその欠点を考え、補って発明にすることも重要です。

RFIのトピックが理解出来ない場合は、テーマを変えてもいいでしょう。あるいは、諦める前に、Youtubeなどで関連動画がないか調べてもいいでしょう。TEDも役に立ちます。

1)RFIの把握
2)関連する取り組みの現状、現在の技術開発・実用化の状況把握

まずはここまでやっておけば、当日の議論は出来ます。さらに、できれば、

3)自分が取り組みたい切り口(技術、課題、用途;漠然とした方向性でもいい)

があれば、話が進めやすいでしょう。

いつも言っていますが、発明とはアイデアを考えることではなく、問題を理解することなのです。

もちろん、その先も長いのですが・・・・


では次回も宜しく。