「発明塾®」へようこそ!: 「自分なりの方法」を見出す ~ 京都大学「ものつくりセミナー」報告/発明塾第398回・第399回(投資部第28回)

2017年10月16日月曜日

「自分なりの方法」を見出す ~ 京都大学「ものつくりセミナー」報告/発明塾第398回・第399回(投資部第28回)

1011日に、無事、京都大学での講義を終えました。


せっかく京都へ訪問しましたので、短い時間でしたが、交流会も行いました。
参加してくれた学生の方、OBOGの方、ありがとうございました。

講義の内容、終了後にいただいた質問に対する回答、および、補足を簡単に記載させていただきます。


● 講義内容

基本的な構成は昨年と同じで、最先端技術の動向を、特許情報と投資情報の、いわゆる

「エッジ情報」

をもとに、知っていただく形にしました。

これは、「ものつくり」の最新動向を知って欲しいという、目的に沿ったものです。

また、講義の大きな目的の一つに、学生の方が

「キャリア」

のヒントを得ていただくことがありますので、僕のキャリアの振り返りと

「自身のキャリアを考えていただく上での、僕からのメッセージ」

を入れました。

(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムを利用して画像を引用することにしました。

様々なものを参考にした
「試行錯誤」を通じ、
「自分なりの真理」を
掴んでほしいと思います。

● 質疑応答と補足

いただいた質問と、それに対する僕からの回答の一部を、以下に記載しておきます。

「よい本の選び方、というものがあれば、教えてください」

講義中、参考書籍を多数紹介しているので、ご質問をいただいたのだと思います。

僕は、参考書で独学しながら実践し、スキルを身につけていくということを繰り返し、いろいろな分野に取り組んできたので、結果として多数の本を読む羽目になりました。
その経験にもとづいた回答で、効率的ではないかもしれません、あくまでも僕の方法です、と前置きした上で、以下のように回答しました。

・ まず、その分野の本を3冊(ぐらい)読みます
・ 3冊それぞれについて、「なるほど」と思った部分について、「引用文献」がないか確認します
・ 引用文献があれば、それを読みます
・ 引用文献を読む中で、「なるほど」と思った部分があれば…(以降繰り返し)

大切なことは、いろいろな本を読んでみて、

「なるほど」

と思う部分に注目することと、

「なぜその人が、そう考えたのかの根拠を確認しに行くこと」

ですよ、と付け加えました。

僕は、引用文献をどんどん遡って読む癖があるようです。

「なんでなんやろ」

と、気になって止められないことが、よくあります。

「自分に合ったキャリアパスを、どう決めたらよいか、何かアドバイスがありますか」

僕も、キャリアについて悩みが尽きなかったので、彼の気持ちはよくわかります。

詳しく話を聞くと、

「友人に、将来のキャリアに向けて、いろいろなことにチャレンジしている人がいる」

とのこと。

「彼のように、いろいろアグレッシブに取り組んだ方がいいのでしょうか」

という戸惑いというか、悩みがあったようです。

僕の個人的な経験にもとづく意見ですが、

「まず、いろいろ試してみて、自分に合うキャリアのイメージを掴む」

ことが、よいのではないでしょうか、とアドバイスしました。

人それぞれ、得手不得手もありますので

「自分に合った、仕事のスタイル」

を、早く見つけることが大切ではないかな、と多くの塾生さんを見て感じます。


発明塾/投資部の報告がおろそかになってしまいました点、ご容赦ください。
(コツコツと、続けています)


楠浦 拝


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