以前から
「確信犯」
という、私が、川崎重工時代の上司から指導を受け、染みついた言葉と考え方について、度々、紹介をさせていただいております。
これまでの数多くの経験から
「確信犯」
という状態は
「主観に始まり、それを、事実と論理で、ギリギリの論理的飛躍(推論)を経て、ギリギリの客観、客観にできるだけ近いところまで高める、あるいは、高めようとする」
(だけど、どうしても、主観にとどまらざるを得ない部分がある)
というプロセスにより至るところだ、と感じています。
「誰でも、同じように、すぐに、たどり着く客観」
は
「既に、誰もが知っていること」
であり
「超過収益」
は得られません。
ですので、最初は、情報の選定にせよ、アイデアにせよ、その人なりの
「主観」
が入ったところから始めざるを得ません。その主観の部分を徹底的に言語化し、
「仮説」
と呼べるものにしていくことから、発明塾での作業は始まります。
(「暗黙の前提」など、「課題解決思考(2)」で取りあげている、様々なものを明らかにすることも、含まれます)
「誰もが適用している客観的な基準」
で情報を選別する作業に甘んじていると
「超過収益」
が得られる
「確信」
に至る道のりは、かえって遠のくように感じています。
数多くの(小さな)成功経験を通じ磨かれた
「主観的な基準」
をもとに、情報を選別し
「エッジ情報」
を見出し、それをさらに
「先へ飛ばし」
「新たな仮説を立て」
客観的に証明できるかできないか、ギリギリのところまで
「仮説も、証明も」
追い込んでいく。
発明塾での討議は、毎回、そのようにして進んでいきます。
楠浦 拝
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