2016年5月23日月曜日

「その時、”君”がリーダーになる」~創造的リーダーへのStepその1(第331回報告)

ログを見る限り、第331回も熱の入った議論になったようです。
6月末に「発明提案書」が出せるよう、引き続き進めてください。

さて、楠浦抜きで討議を進めてもらう上で、メンバーに個別に話したことを、備忘録としてまとめておきましょう。

いわゆる、

「集合討議」

を上手く進めるためのノウハウが、発明塾運営の本質の一つ。「楠浦がいなくても」、自由自在に発明ができるようになるために避けて通れないことを、以下に記しておきます。

発明塾OB/OG、企業内発明塾生、および、e発明塾生の方も、ぜひ参照していただきたい。



「過去の発明を踏まえ、正しく進化させる」ことが
発明塾式「即興芸術としての発明」の流儀です。
この本によれば、「自動車用回生ブレーキ」は、
1967年にアメリカで発明されています。
普及したのは・・・・。


発明塾では、

「ファシリテーター」

役を、

「全員が」
「必要な時に」

担わなければならないことは、既に何度も言っているとおり。

いわゆる、

「司会者」
「サポート役」
「アシスト役」

的な ”主体性のない人” を排除し、その局面局面で、

「自分がリードするタイミングが来た」

と確信を持つ人が

「リーダー」
「ファシリテーター」

になってもらう仕掛けにしている。これは、楠浦の

「Jazzバンド」

での経験からきている。

「即興で、これまでの流れや文脈を踏まえ、かつ、全く新しい表現を追求する」

という、

「Improvisation」

が典型的に必要とされるのが Jazz。川崎重工時代には、企業内Jazzバンドに所属し、川崎重工が建造した船の進水式で演奏するなど、非常に貴重な経験をさせていただいた。お誘いいただいた当時明石工場のジェットエンジン事業部の方には、大変感謝している。

「発明という ”即興芸術” に必要なもの」

が、まさに Jazz にあった。Jazz には、指揮者はいないからである。

「その時、ノっているヤツに合わせる」

のが、Improvisation の神髄であり、また、

「前の演者の演奏を、本質を生かして発展させる」

ことが、

「正しい Improvisation の作法」

である。


なんと発明に酷似していることか!

なので、自分が

「今、ノってるな」

と感じたら、ためらわず場をリードし、

「リーダーとして、即興芸術を完成させる」

ことを、僕は期待します。

「司会者」「場の盛り上げ役」

みたいなものは、発明塾式には不要で、

「確信と覚悟をもって、場をリードしあう」

ことだけが、

「素晴らしい即興芸術」

につながる、という信念を持ち、日々の討議に挑んでください。

では、続きはまた。



楠浦 拝