「発明塾®」へようこそ!: 「財務データから、業界の収益構造を割出し、競争力の源泉を探り、 それを覆す事業モデルを”発明”していく」~発明塾東京第72回開催報告

2015年2月14日土曜日

「財務データから、業界の収益構造を割出し、競争力の源泉を探り、 それを覆す事業モデルを”発明”していく」~発明塾東京第72回開催報告

今回は、京都からの移籍組2名を含む4名で、久々に@東京として開催しました。
たぶん、72回目だと思うのですが・・・。

さて今回は、以前から継続している「3Dプリンター」を用いた、新商品/新事業アイデアを討議しました。


詳細は割愛しますが、

「3Dプリンターを、これまでだれも想像していない、ある業界」

の事業と結びつけることを検討し、

「業界内のどの企業が、最もシナジーが高いか」
「最も競争力が高まる企業はどこか」
「その際に、押さえるべき知財はどのようなものになるか」

を、議論しました。



「戦いの性格」も踏まえた上で、
土俵を選ぶ。
重要ですね。


我々は、

「これはいけるんじゃないの」

と思うアイデアかどうかの判断の基準に、

「発明塾生の何名かがわかる」
かつ
「それ以外の人には、ピンとこない」

を、挙げています。


実は、今回のアイデアの原型も、一度そのテストをパスしています。

「誰にでも、その場ですぐに”よい”と分かるアイデア」

は、すでに潜在的な競合が検討を始めている可能性が高く、検討している間にどんどん価値がなくなっていきます。


(周囲の人には)ある程度ハードルの高いアイデアを、じっくりと検討する


これも、発明塾式、の一つでしょう。

3月にも、@東京を開催します。


今後の@東京では、僕が30前ぐらいに手法を模索していた、

財務データから、業界の収益構造を割出し、競争力の源泉を探り、
それを覆す事業モデルを”発明”していく

取り組みを、行いたいと思います。


情報分析の手法は、対象が何であれ、全く変わりません。

今後は、特許情報に加えて、財務データも分析し、

ある技術の発展/発明を想定した場合、どの事業/企業/業界に投資すべきか

を、シナリオとして「発明」していきます。その場合の「投資収益」も、割り出しておきたいですね、


新規塾生(大学生に限り)も、新たに募りたいと思いますので、興味ある人はご連絡ください。


では!