2015年1月24日土曜日

「”振り返る”とはどういうことか-PDCAのコツ」~発明塾京都第214開催報告

今回は、前回の発明討議を振り返ることに、多くの時間を割きました。


前回の討議で僕は、その時点で入手できている様々な先行技術情報を基に、

「どのような観点からでも、一定のクオリティ―の発明を生み出せる」

ことを実際に示しました。


皆さんにはいつも、

「発明討議を振り返りましょうね」

と話していますが、こういわれると多くの人は当初、

「話の筋をなぞる」

ことを、

「振り返る」

ことだと、勘違いします。

鉄の意志と緻密な思考で
「シンガポール株式会社」を設立し、
現在の姿に導いた。
同じことは、マレーシアのマハティール、
台湾の李登輝にも言える。


ここで生じているのは、

「作業の目的化」

ですね。


重要なのは、

「何のために振り返るのか」

ということです。


「何が上手くいったのか」
「何が上手くいかなかったのか」
「他にどのような解き方があったのか」
「なぜこのような議論になっているのか」

を、一つ一つの議論に対して問いかけ、示唆(もしくは理論)を抽出し、次回の討議を

「より効率よく」「より良い結果が出るもの」

にするためです。


「たまたま、いい発明が出た」

というのは、発明塾的には、

「無価値」

です。


僕は毎週、

「その週の自分の仕事のログに目を通し」
「上手くいった施策、上手くいかなかった施策を洗い出し」
「その理由を、仮説的に複数導き出し(上位概念化)」
「ある程度合理的、もしくは、試す価値があると思われる仮説に基づいて、次週の打ち手を立てる」

という作業を、かれこれ15年ほど行っています。


日記は毎日(もしくは毎年)なので、結果を云々するには短すぎ(長すぎ=忘れる)ます。

毎週、が調度よいようです。


塾生さん、

「正しい方法で、毎週の討議を振り返り、そこから導き出された、よりよい進め方の仮説に基づき、事前作業を行って、本番に臨む」

ということを徹底しないと、

「議論が盛り上がった=正しい議論だった」

とか、

「議論が盛り上ったことに満足」

という所で、止まってしまいますよ。


では、次回に向けてしっかり準備を!