さて今回は、前半は発明提案書のブラッシュアップ討議、後半は今後の進め方と、知財戦略に関するまとめを行いました。
立命館大学MOT大学院での講義(4月25日開催予定)でも、同じ討議をしますので、先取りして一部をここに転載しておきますね。なお、受講予定者には、すでに配布済みです。インテルとクアルコムの知財戦略を分析したケーススタディーを、利用します。
「インテル経営の秘密」は
これだけではないようです。
もっとも、知財に関する話は、
こういう本には書けないのでしょうが・・・
・Q 1:知財戦略についてキーワード(※)を参照しながら、「ビジネスモデルとは、収益構造のデザインであり、それこそが経営である」という視点で論理を構成し、200-500字を目安に、まとめてください。
※参照キーワード:利益、数量、投資、差別化、仲間づくり、垂直寡占、安定成長、水平、イネーブラー、無力化、Sカーブ、巨額投資、加速/早期回収、巻き取る
・Q 2:本ケースおよびここまでの討議で、技術経営の本質は知財戦略であるとの、私の考えを伝えました。私がそう考える理由/論理を、200-500文字を目安にまとめてください。
今までも、
「単に面白いアイデア、面白い技術」
ではなく、
「普及する仕掛け、普及したときに押さえるべきポイントをあらかじめ組み込んだ発明、技術」
を討議するのが発明塾、というスタンスで進めてきましたが、今年もそれは変わりません。主力メンバーの代替わりに備えて、この方針で、さらにじっくりと討議していきたいと思います。
ではでは、今年もよろしく!