・「先端科学技術とビジネス」@立命館大学MOT大学院とは
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全8回(1回は3時間)の日程を、無事終了しました。ご多忙の中ご協力頂きました、企業の第一線で「新規事業開発」「事業戦略立案」「マーケティング(営業開発)」に取り組んでおられる皆様に、篤く御礼申し上げます。
最終回は、実は僕の友人(京都大学工学部土木工学科卒)に講演をお願いし、討議を行いました。討議の進め方には「発明塾的思考回路」を、部分的に取り入れて進めました。今回確認したかったことは2つあります。
①「発明塾的思考回路」は、技術的発明だけでなく、事業戦略立案、ビジネスモデルの創造にも適用可能であるか」
②「発明塾的思考回路を事前に教えずに、その思考回路に沿って議論をすすめることは可能か」
実は①は、ここ数回にわたり発明塾本体でもトライし、また、インターンを行なってくれた塾生(ほんとにありがとう)とも討議していたことなので、その確認という事でした。結果はもちろんOKで、僕が導き出した漠然とした制約条件から、収束的に議論をすすめることが出来ました。事後課題レポートとして、自分なりの結論を出すように指示していますが、発明塾で言うと「SR書いてこい」ということになります(簡易SRレベルですが)。
②については、巧妙なファシリテーションがあれば可能、という感触でした。あとは参加者の「素直さ」も必要と感じました。ちなみに今回の講義には塾生は一名も参加していませんので、完全にだれも「発明塾的思考回路」を知らずに、議論に参加しています。知らず知らずのうちに身につけることが出来れば、より多くの学生に広めることができると、思っています(たとえば小学生でも)。
日頃から、創造的な議論に参加してくれている発明塾生、今回立命館大学MOT大学院で、私の講義を受講してくれた学生の皆さん、改めて感謝します。ありがとう!
では。