「発明塾®」へようこそ!

2017年6月7日水曜日

メール配信【「発明塾式」仕事術 】「成功」「成果」「成長」のための覚え書き

楠浦の「仕事術」についてのメモを、毎日配信します。



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2004年頃から、仕事についてのちょっとした工夫、いわば、日々の仕事で「役立つ仕事術」や、仕事術について参考になる本からの抜粋などを書き溜めている、

「ハンバーガー」

(資料をファイルしすぎて、パンパンになっていることからついた愛称)

と同僚や後輩に呼ばれた、楠浦の


「フランクリンプランナー」

への膨大なメモが、もとになっています。

「ミスをしないようになりたい」

「もっと効率よく仕事ができるように(残業しないで済む、など)」
「もっと、大きな仕事をしたい、重要な仕事を任されるようになりたい」
「よい上司/リーダーになりたい」

など、その時々、さまざまな視点で書き残したメモから、内容を抜粋し、継続的に紹介していきたいと考えています。



川崎重工でオートバイの設計、小松製作所で新規事業開発、Start-UpでCTO/事業責任者として開発と資金調達、および、現職/発明塾塾長 と、立場はめまぐるしく変わりましたが、仕事で成果を出し、また、成長し続けるためにやるべきこと、僕がやってきたことは、ある程度一貫性があるように感じます。



特に若い方には、よい意味でどん欲に、様々な仕事術を


「盗んで」


いただきたいと考えています。



カワサキ や コマツ 時代のエピソードも、多く含まれています。

メール配信原稿を書きながら当時を振り返り、多くのよき上司と先輩に恵まれたことに、いつも感謝しています。



(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムを利用して画像を引用することにしました。
「その社員が、仕事をやるまで忠告し続けなさい」
(「日新」を座右の銘とした、信念の人 土光敏夫 著「信念の言葉」より)



想定している読者は、以下の方々です。

・ 現役塾生(大学生)、または、発明塾に興味がある学生さん
・ 塾OB/OG、社会人の投資部参加者
・ 日々成長していきたい、向上したいと考えている方

仕事術は、結局、毎日繰り返さないと身につきませんので、毎日配信のメールを作りました。

自分宛にも、毎日配信しており、楠浦の備忘録も兼ねています。
(というか、元々それが目的です)


例えば


「1日15分は、でかいことを考える」


のような、心がけのようなこともあれば、


「べからず集をつける」


のような、日々の改善についての作業もあります。


あえて、


「大小様々なネタ」


を、入れました。



延々と来ても困るかもしれませんので、

・ 13通ごとの、シーズン制

にしました。

現在、

・ 「シーズン1」の13通(001-013)
・ 「シーズン2」の13通(014-026)

が、配信中です。
(シーズン3を、現在整備中です)


”習慣化”を徹底するため、

・ 繰り返し申し込みが可能

としました。

「まだ、身についてないな」

と思われる方は、13通のメール配信終了後、再度お申し込みください。
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お読みになられた方からの感想も、お待ちしております。

皆さんの、充実した人生の一助になれば幸いです。


そもそも、楠浦が「仕事」についてどう考えているかは、以下をご参照ください。



楠浦 拝



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2017年6月4日日曜日

「人間の選択」~「社長」が読んでいた本についての思い出

今回は、OB・OGに紹介した本と、その本にまつわる思い出を。

書名は

「人間の選択」(ノーマン・カズンズ著)

です。

残念ながら、絶版のようです・・・いつものことです。


よくご質問をいただくのですが

「わざと、絶版書を紹介している」

わけではありません(笑

また、

「絶版書を探して読んでいる」

わけでもありません。

しかし、愛読書や思い出の書は、なぜか、絶版書が多いのです。
(ただ、古い本だから、かもしれません)


(Amazon.co.jp のサイトへ移動)


30歳ぐらいに出会った、当時の社長に教えていただいた本です。

その方は、仕事中もかなりの頻度でいろんな本を読んでおられ、僕たちが

「何の本ですか、それ」

と聞くと、いろいろ解説していただいたり、時には、

「まぁ、とにかくお前もよめ」
(で、後日、感想を必ず聞かれる)

のようなやり取りをさせていただいてました。


僕の読書のレベルが、大きく上がった時期でもあります。


これは僕の個人的な基準ですが

「読みたくなる本が増える」
「知りたいことが増える」

本は、ある種の

「良書」(あたり)

ということにしています。

また、高い確率で

「愛読書」

になります。


「人間の選択」は、僕の場合、どのページを読んでも、何か気づきがある本です。

入手は可能なようですので、興味ある方には、ぜひ読んでいただくとして、一言だけ引用しておきます。

著者 ノーマン・カズンズは、本書を

「サマセットモームの”サミングアップ”」

に喩え、

「私が20世紀という教室で学んだことを、まとめたもの」

だとしています。



そして、

「自由を除けば、学習は地球上で最も貴重な選択(オプション)である」

と言っています。



「人間の能力は、必要に応じて成長する」ことを学んだ、など、本書は

「学習、選択、成長、冒険」

などをKWにしたエッセイの集合体です。



ご興味お持ちいただいた方は、ぜひ。


楠浦 拝



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2017年6月2日金曜日

新規事業を始めるために必要な3つの考え方 ~ 「グロース企業投資」で考える

今後は、OB・OGの一部に話したことを、他のOB・OGにも共有することを目的とした記事も、積極的に掲載していきたいと思います。

あくまでも私の個人的な考え方、および、それにもとづいた特定個人への指導内容である点にご注意ください。


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でも書きましたが、

「すべてが理解できる」

まで情報が揃うのを待っていては、

「市場平均」

に勝てなくなります。全てが市場に織り込まれてしまうからです。


そういう意味で、新規事業開発は

「グロース企業投資」

に似ています。

「成長することが明らかになると、高いバリュエーションがつき、超過収益が得られない」

からです。

「自分だけが、何かの確信を持てている」

状態を作り出すために許される時間が、極めて短い場合がある、ということです。



 
(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムを利用して画像を引用することにしました。
いずれにせよ、「己を知る」ことが出来ていないと
どんな知識や情報も、役に立たないと痛感します。



必要な考え方を、発明塾用語のキーワードで示しておきます。
(参考書も示しておきます)

・ 「ギリギリの論理的飛躍」(「論理的に書く方法」小野田博一)
・ 「”状況証拠”で示す」
・ 「自分だけが気づいている段階で意思決定する」(「Zero To One」P.ティール)

実はこれ、発明とまったく同じであることに、皆さん気づかれたと思います。


もう一点、補足しておくと

・ 日々の自分の判断が、平均に対して、進んでいるのか遅れているのかを理解する
  (安富さん風に言うと、「己を知る」でしょうか)

ことがとても大事で、万人に一律に適用できる手法はありません。

常に

「他の人との距離感」

を測りながら、アイデアを出し、評価し、意思決定をしていく必要があります。


例えば僕の場合、過去の例を振り返ると、特に技術的なことに関しては、かなり早い段階で

「これはイケる」

と、決断しています。
(早すぎて、損をしている場合が、かなりあります)

ですので、僕の場合

「もう少し待った方がいいのか」

という問いを、常に投げかけるようにしています。


一方で、技術以外のことに関しては、かなり鈍いと感じています。

ですので、僕が気づいた時点では

「時すでに遅し」

ということになります。


実際、Twitter や Facebook を始めたのは、流行り始めてかなり時間が経ってからでした。何が良いのかよくわからなかったからです。

「己を知る」

ことができていれば、

「どのタイミングで判断すればよいのか」
「誰のアドバイスを受け入れればよいのか」

など、色々なことが見えてきます。


今日はとりあえずこれぐらいにしておきます。


楠浦 拝




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2017年6月1日木曜日

「世界の発明家」と真剣勝負しよう! ~ 大学生が専門家に「アイデア」で勝つ方法(発明塾第384回)

今回は、前言撤回で、定例の討議を復活しました。

この判断は、塾長代行の小塚さんによるものですが、ただしい判断だと思います。こういう「朝令暮改」のタイムリーな判断が、正しく出来ることが、リーダーとして重要ですね。

「正しいことを行う」(自分の発言や文脈に囚われない)

ことが、大切です。

さて、今日の討議を振り返っておきましょう。

超早口であったため、聞き取れていない可能性がありますしね(笑



● 「世界の発明家」とともに、世界最大級のオープン・イノベーションネットワークで活動する

これまで、発明塾はいろいろな発明コンテストや、企業からの依頼に取り組んで来ていますが、最も大きなものは

「Xinova」

です。最近では、コーヒー果肉(廃棄物だった)の用途開発でも、有名ですね。

僕は、同社の発明者ネットワークに参加し、2008年にアジアで Top8名 の発明家に選ばれるなど、それなりに結果を出してきました。

他の、世界Topクラスの発明家とも交流する機会をいただき、非常に刺激的な(かつ、荷が重い)議論に参加して、数多くの先鋭的な発明を創出する経験も、させてもらいました。

現在、同社のネットワークでは、大学の教授や専門家を中心に、数万人の技術者や学者が、日々発明に取り組んでいるとされています。
(会員登録すれば、誰でも、彼らと交流することができます)

1つ覚えておかなければならないことは、彼らと

「戦っている」

という側面があることです。もちろん、協力することもできますが、その場合も、協力しているメンバー以外のメンバーについては、彼らと戦っていることには、変わりありません。

「世界中の専門家」

と戦って

「未来を先読みし、先んじて発明を創出する」

ということが、Xinovaというオープン・・イノベーションネットワークに参加し、同社のコンテストに参加することだということを、忘れてはいけません。

「求められるテーマについて、新しく、価値のあるアイデアを、早く出す」

という勝負です。そして、相手は

「専門家であり、技術者や学者」

です。大学生が彼らに勝つために、何をすべきか。僕はそれを知っています。

なぜなら僕は、同社のコンテストで、約5年の間

「専門外の分野で、次々と発明を創出し、常に高い評価をいただいてきた」

からです。

「発明には、(上達するための)確実な方法があります」



(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムを利用して画像を引用することにしました。
世界中の人が「発明」に取り組んだ結果、
今があります。



● まず、問題を理解し、毎日取り組む ~ 時間との勝負

今から

「発明に取り組んでみたい」

という方に最初にアドバイスすることを想定して、以下、記載します。

あまり、いろいろ言っても理解できないので、3つに絞ります。

ちなみに、僕が指導をしている姿を見たある方は、

「楠浦さんは本気ですね」

と仰ってました。

本気以外の「気」で指導する意味がわからないので、僕はいつも本気です。また、本気で指導しないと、相手にも失礼だと考えます。

なので、以下は、本気のアドバイスです。

・ まず、問題を理解する
・ 毎日取り組む
・ 時間との戦いであることを忘れない


1)まず、問題を理解する

Xinovaのコンテストで配布される「RFI」と呼ばれる資料は、A4で20ページ程度、アタリマエですが、全て英語で記載されています。専門用語もどんどん出てきます。

過去の経験から言うと、6-8割ぐらいの学生さんが、これを読む時点で、挫折しています。
(最近は、英語が堪能な学生さんが増えてきたせいか、さほどでもない気がしますが、最初の頃は、全く英語が読めない学生さんも多かったように記憶しています)

ネットで調べながら、一字一句きちんと理解することの積み重ねでしか

「求められている発明がどのようなものか」

を理解することはできません。

問題を理解せずに、回答するのはナンセンスですから、まず、問題を理解しましょう。

全てはそこから始まります。

時々、頓珍漢な発明を出す学生さんがいます。そこで初めて、問題が理解できてないんだなと僕が気づくことがありますが、もはや手遅れです。


2)毎日取り組む

これもアタリマエなんですが、発明塾では

「毎日15分、週に一度は数時間」

を標語にしていた時期がありました。

これで十分、という意味ではなく、最低限、という意味です。

小塚さんと安富さんに聞いたら、

「毎日1-2時間やってました」

とのこと。それでも少ない気がして、彼ら頭がよかったんだなと、改めて痛感しました。
(僕は、最盛期は 1日3-5時間 以上取り組んでました)

納得ゆく発明を出すために、どうするかという問題であって、何時間やればいいという問題ではないので、念のため。できるようになれば、「効率」を上げることが重要になりますが

「出来もしないことの効率を上げる」

ことは、不可能です。どっちもつかずの、中途半端な状態が延々と続くだけです。


3)時間との戦いであることを忘れない

繰り返しですが

「他の専門家より、早く発明を創出し提出する」

必要があります。

よく言われることでもありますし、僕の経験からも言えることですが、

「他の人も、同じタイミングで、同じような事を考えている」

ものです。Xinovaのコンテストでも、何度か

「もうすでに、似たようなのが何件か出てるんですよねー」

ということが、ありました。

「とにかく早くアイデアを出す」

ことが重要であるとともに

「より良いアイデアが出た場合、すぐに乗り換える」(損切り)

も重要です。僕の手元には、書きかけの提案書が、多数転がっています。おもしろいことに、5年ほど前に出した発明が、今、巷で話題になっている製品と非常に近いものであることが、よくあります。



● 発明の面白さは「未来予測」であり「預言」~ マイクロソフト 元CTO は「Propheting」と呼ぶ

「発明って何か大変そう」

そう思われたかもしれませんので、最後に1つ楽しい話を(笑

発明の面白さは、

「未来を預言すること」

だと感じます。少し控えめに言うと

「他の人より少し早く、未来を覗き見ることができる」

ような楽しさです。

預言と言うと、何か大げさな話に聞こえますが、

「未来はこうなるだろう」

というビジョンに従って、そこに必要となる技術を発明していくスタイルを

「Propheting Invention(預言的発明)」(発明塾用語です)

と呼びます。これは、発明の手法として一般的なもので、僕が、 Microsoft 元 CTO と 発明について議論した際、彼は

「ミスター クスウラ のやり方は、Propheting だね、それが出来るのは素晴らしいよ」

と言ってました。

実際、Xinova のコンテストで討議した各種発明テーマは、5-10年ほどすると、ニュースに出てきます。

皆さんとも是非、

「未来を垣間見る楽しさ」

を共有したいですね。


楠浦 拝



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