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2011年9月15日木曜日

発明塾京都第54回開催報告

第54回も無事終了しました。毎週やっていたとしたなら、ちょうど一年が過ぎ、2年目に突入したわけです。

さて今回は4名の参加者で、前半は持ち込まれたアイデアの討議、後半はアイデア出しを行いました。

アイデア出しをするときは、どういう発明が求められているのか、その分野が今どこまで進んでいるのか、をしっかり理解しておくことが重要です。

的はずれなことを考えても、誰かがすでに考えていることを一生懸命考えても、報われません。しっかり準備をして討議に臨みましょう。

PCさえあれば、世界中の論文や特許を調べることができるのです。これを使わない手はありません。問題を解く前に問題をしっかり理解する。課題解決の基本ですね。まずは基本を徹底しましょう。

2011年9月10日土曜日

発明塾東京第62回開催報告

今回は、京都組1名も参加して開催しました。

一名のアイデアについて、その原理等を理解しながら発展性を討議しました。(内容が書けないから具体性に乏しい説明で申し訳ないのですが)

また、もう一名はアイデアまで至らないがあれこれ考えてきた、という感じだったので、それを元に再度アイデア出しを行いました。

二つとも、結果的には面白い切り口に至ったのではないでしょうか?

今回は「みんなで考える」方式でやってみましたが、アイデアを出す効率はこの方法が一番高い気がしますので、今後もしばらくこれでやってみたいと思います。

ではでは。

2011年9月9日金曜日

発明塾京都第53回開催報告

京都は今回で53回でした。一年近く来ているメンバーに関しては、かなりこなれてきたことを感じた回でもありました。

今回は、できるだけ時間内に形にする(発明を作ってしまう)ことを意識して進めました。一定の時間内に全員個別に特許分析、マインドマップ作成、結果を共有しさらにアイデア出し、候補選定し詰めの作業へとすすめました。

結果としては、1件、面白くかつ実現可能なアイデアについて、発明提案書を書けるレベルまで詰めることができました。

何事もそうですが、集中してやることが重要ですね。

では、次回

2011年9月2日金曜日

発明塾京都第52回開催報告

京都は2010年9月から定期開催なので、ちょうど1年ですね。継続参加している塾生は、相当力がついたのではないでしょうか。

さて、今回は1名の塾生さんの発明提案書(作成中)を元に、アイデアの創り方を説明しました。主に「進歩性」に着目しました。

進歩性に関する説明は、これまで何度も説明していますが、山口大学の佐田先生の資料を元に(というか読んでもらい)行いました。

・山口大学佐田先生の資料

理解するのに法律の知識も技術の知識も必要ありませんので、よく読んで、自分なりに要旨をまとめて理解を深めてください。今後は、新メンバーもこれが理解できている前提で、発明塾は進みます。(わからない点は、調べるなり質問するなりしてください)

進歩性がわからないと、アイデアを思いついても、それが特許になるのか判断できませんし、特許になるところまでブラッシュアップすることもできませんので、ここは必須の通過点になります。

発明塾では、特許になる発明、というのを一つの大きなマイルストーンにしていますので、進歩性がわからなければ先に進めない、ということになります。(なぜ特許になる発明が重要なのか、は、すでに参考図書で挙げている、小川先生や妹尾先生の本に詳しいので委細割愛。読んでもわからない人は質問ください。)

もっとも、本当のトコロは、進歩性が理解できればいいアイデアがどんどん出せる、ということなのですが。。。

最後に、塾生の一人がまとめてくれたメモを添付します。もちろん、これは彼なりの理解なので、鵜呑みにしないように。これらのことが、どこにどう書いてあるのか、ホンマなのか、というところから入るといいでしょう。何度も言いますが(何度も言うのは嫌いなのですが)「自分でまとめて」ください。それが理解への近道です。

では。

>>>塾生さんのメモ 

1.新規性がある(公知になっていない(ググって出たらアウト,著作物も含む)
2.進歩性がある

既存の人々では容易に到達できない理由があること
(=最も近い類似の特許との相違点があり,結果ブレイクスルーが存在すること

進歩性を出せる三つ
・目的(課題の新しさ
・構成(新結合
・効果(効果の顕著さ

権利の交渉においては発明を創出した履歴(研究ノートなど)が重要

教訓
 特許は技術力だけではない
 ・目的の意外性(マーケットの創出
 ・効果の顕著性
 ももちろん進歩性に含まれる

「構成の実現困難性」を克服するのが技術

2011年8月25日木曜日

発明塾京都第51回開催報告

京都組は帰省中の人が多く参加者が少なかったのですが、その分ゆっくり議論ができました。
また、見学者の方が一名有り、今後も参加してくれるとのことです。

発明塾には貴重な化学系の方です。材料、化学の知識は欠かせませんから、皆さんこれを機会に、さらに互いに教え、学ぶようにしてください。発明塾の精神です。

今回は、一回生の塾生から「討議したい」との申し出がありましたので、それをベースに討議を行いました。夏休みということもあり、しっかり調べてきてくれていたのが良かったですね。彼がオモシロイと思った幾つかの観点を整理し、その中から一つに絞り込んで討議を開始しました。

詳細は書けませんが、一つ面白い技術が見つかり?ました。

また、その後の時間で他の塾生のアイデアをベースに、次のトピックで討議を行いました。こちらも、一回生が冴えていて、いいアイデアが出ました。

彼の頭の中で何が起こったのかわかりませんが、夏休みにじっくりと取り組んでくれたのだと思います。あとは、人数が少なかったのでゆっくりと討議できたことも、彼のペースに合ったのかも知れません。

今後の活躍を期待しています。

では、次回も宜しく。

2011年8月21日日曜日

発明塾東京第61回開催報告

昨日に続き、第61回終了しました。今回は5名のアイデアを討議しました。

塾生さんの提案により、ビールを一本飲みながら、進めました。ゆったりした感じで討議ができましたね。最後の方に、やはりそれなりにこなれたアイデアが出たので、ビール効果?でしょうか。次回再度やってみようという話になってます(笑

希望者はどうぞ。

さて、今日のトピックとしては、一名のアイデアがパラメーター特許になるため、楠浦の過去の特許をもとに「パラメーター特許とは?」「その意味、意義」について説明しました。

パラメーター特許は、「権利」→「アイデア(理論)」→「実験」という流れで権利をつくる、典型的な例ですね。

・取り上げた楠浦特許

これは実際、競合するスウェーデンのベンチャーの権利に対抗するために、考えだしたものです。実際に事業をすすめる上で、どうしてもこの部分の権利を取る必要があったのです。

無理にパラメーター化する必要はないですが、上位概念化の一つの手法として「数理化」する、ということも有効であることを、知っておきましょう。また、権利の取り方としても、非常に有効であることも。

いろんなアイデアを元に、実地で発明、知財を学ぶ。それが発明塾です。

では、次回も宜しく。


2011年8月20日土曜日

発明塾東京第60回開催報告

@東京も60回となりました。私も含め4名で開催しました(私は、一週間に4回も同じテーマでブレストを行うという、強行軍ですが・・・)

今回は、1名のアイデアを討議し「そのアイデアが何が新しいのか」を、先行技術を調べて対比しながら考えました。実現可能性はかなり高いアイデアでしたので、その分進歩性が心配でしたが、先行技術としっかり対比することで、明確になったと思います。

先行技術も、的確に探せるようになってきたので、頼もしい限りです。

その後、新テーマでブレストも行いました。なかなか面白い観点(切り口)が出たと思います。次回までに、考えてみたいと思います。

ではでは、次回も宜しく。

2011年8月11日木曜日

発明塾京都第50回開催報告

お盆休みということで帰省中の人も多かったですが、50回も無事終了しました。

東京組も一名、参加してくれました。

さて、今回は各自のアイデア(3名分)を討議したので、ここには詳細は書けませんが、一つのポイントは「そのアイデアが解決している(する)本当の課題はなんなのか」ということになります。

ここをしっかりと考えなおすことで、発明がより最適化されます。

次回は、各自のアイデア討議+テーマを決めたブレストになります。ブレストについては、各自でRFIをしっかり読んで、関連特許を調べて分析して討議に望んでください。(もちろん、塾生同士で事前に集まって討議しても構いませんが)

P.S.
すでに推奨した「問題解決の全体観」(下)について、塾生の一人が読書メモを共有してくれました。

2011年8月6日土曜日

発明塾東京 第59回開催報告

今回から、土曜と日曜の境目をなくしました。したがって、今回は通算で言う第59回です。

さて、今回は偶然ですが日曜開催をSKIPし、土曜日に統合しました(今週だけ)。次回からは隔週土日連続開催ということになります。両方出席して討議しても構いません。

持ち込まれたアイデアやテーマ(MMで整理して提案してください)を優先するので、土曜日にMMを持ち込んでブレストを行い、日曜日までにそれをある程度考えてきて、さらに日曜夜に全体で討議する、という流れは一つの理想でしょう。

もちろん、個別にSKYPEで面談しても良いので、個別討議がいいのか、全体で討議したいのか、そのへんも自分でコントロールしてください。

では、次回20日はPMで変則ですが、21日はこれまでどおり17:00-@博士のシェアハウスですのでよろしく。




2011年8月4日木曜日

発明塾京都 第49回開催報告

今回は2名のアイデア、調査結果をもとにブレストを行いました。それなりにしっかりと調べてあったので、討議がスムーズに進みました。やはり中心となるメンバーが課題や先行技術を深く理解していると、議論の進むスピードが全く違います。

あとは、必要な要素技術を勉強するということで、プリンタブルエレクトロニクス、RFID、LED、銀ナノ粒子、半導体プロセスなどについて勉強しました。今回は出てきませんでしたが、分子生物学や細胞生物学なども、発明のための基礎知識として、夏休みに学んでおきましょう。バイオ、ナノテク、ICTはリテラシーです。

今回は、2つのアイデアそれぞれに、良い切り口に還元した上で、具現化もできました。再度持ち帰って、皆さんでしっかり詰めて貰います。京都もいいサイクルになりつつあると思います、それぞれが実力をつけてきた証拠です。一年前と比べると、議論のスピードもアイデアの質も、全く異なったレベルにあります。

ではでは、次回も宜しく。