(楠浦は原則、Read Only で参加していません)
一部、キャリーオーバーしているテーマもあるようですが、2月から新しいテーマでの討議が本格化しています。
「お題」
決めが重要、ということは既に痛感しているでしょうから、目標を厳選し、見失わないように進めてください。
現在、過去発明の振り返りを一部共有していますが、それを見ても
「まぁまぁ、迷子になる」
ことがわかります。
僕は迷子にならないので、誰がどういうときに迷子になるのか、厳密な理由/理屈は
「???」
なのですが、過去事例を見ると、なりやすい人とならない人がいるのはほぼ明らかですので、迷子になりやすいんですよねー、という人は、
「この議論/作業、目標とするところに向かって進んでるのか」
強く意識して進めてください。これまでの事例からわかることとして、発明や調査が
「楽しくなっちゃって」
脱線する人が多い印象です。
さて、現在取り組んでもらっている発明は、一部、
「SDGs」
の文脈で議論されている分野に関するものですね。
この機会に、
「そもそも、今、世界で、何が問題とされているのか」
大きな視点の情報も、自身の頭の中に入れておくとよいでしょう。
知っての通り、僕は、大学院は
「エネルギー応用工学」
専攻で、コマツ時代は
「風力発電関連の新規事業」
立ち上げを担当していました。
当時 SDGs という言葉はありませんでしたが、
「限られた資源の有効利用、および、廃棄物の問題」
と、地政学的に課題が多く、かつ、気候変動の観点で議論を呼んだ
「石油依存」
についての問題意識は、かなりはっきり持っていました。
残念ながら当時、発明塾がありませんでしたので(笑)、さほど良いアイデアは思いつきませんでした。
しかし、
「風力発電」
は、その後50年ぐらいを見据えたときに、シンプルな装置だし、地味ながらもじわじわと広がり、一大産業になるのかなという、漠然とした予感がありました。
皆さんも、こういう感覚は大事にしてほしいと思います。
太陽電池も、たぶんそうなるだろうという感覚はありましたが、半導体の世界で機械屋がどう役に立てるか、当時は、具体的なイメージが持てませんでした・・・。
結局その後、僕はナノテクStart-Upで半導体プロセスにどっぷり携わったので、専門など関係ない、やりたいことをさっさとやれ、ということなのですが・・・。
さて。
時代を作るのは、皆さんです。
皆さんが、新たな時代を拓く技術や事業に飛び込めば、それが実現する可能性が高まるわけですから。
時代の最先端で、次の時代を見据えている
「預言者」
をきちんと探し、その声に耳を傾けてください。
「エッジ情報」
を探して読んでね、と言っているだけですね。
今月から、試験的に、新しいメンバーを受け入れています。
社会に、より大きなインパクトが与えられるような運営体制に、徐々に移行していきます。
そのための準備が、急速に整いつつあるからです。
僕の持ち味は
「継続」
「実績の積み上げ」
です。
周囲の反応を見ると、そろそろ臨界点を超えたのかな、という気がしています。
引き続き、よろしく。
楠浦 拝
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