高校生塾生さんは、試験期間中だったかな?
学業優先で、しっかりやってください。
現在のメンバーは、高校生から社会人(OBOG)まで、幅が広くなっているので、運営もこれまでとは違う工夫が必要になっていますね。
今週は、僕はセミナーがいくつか入っており、あわただしい週でした。
公開セミナーとしては、珍しく
「特許権侵害」
に関するセミナーを開催しました。
●(11月22日)技術者が「特許権侵害」を回避するために身につけておきたい3つのスキル
今後のセミナー予定は、以下で紹介しています。
さて、直近の議論を見ていて感じたことを、一つ。
「これってホントに、ニーズ有るのかな」
などと悩んでる間に、どんどん世の中が追いついてくる、ということです。
この
「スピード感」
を、よく理解しておくことです。
たぶん
「追い越され」
ます。
前職の、ナノインプリントStart-Up 時代も、そういうことがありましたが、
「まだまだかなぁ」
と思っている間に、水面下でいろいろな人が検討していて、ある時
「一気に」
表に出てきます。
「気づいたときは、すでに遅し」
ということになります。
「まず、無理だろう」
というような
「発明の理想像」
を定め、その実現可能性を検討し、課題を一つ一つ解決していく。
我らが(笑)ジェフ・ベゾスも、同じようなことを言ってます。
現在、OBの一人が取り組んでいる発明は、実は10年ほど前に一度検討したものです。
その時でも十分、実現性と商品性はありましたが、紆余曲折の末、現在に至ります。
ここ数日の調査を見ていると、いろいろな
「状況証拠」
が出てきており、熱い分野になりつつあるのは、間違いなさそうですね。
「先んじる」
ために、しっかり取り組んで下さい。
まずは、特許出願ですね。
「教えない授業」(鈴木)は、
塾生さんが取り上げていた話題についての本です。
塾生さんは、別の本を取り上げてましたが・・・、
僕はこれがよさげかなと思って読みました。
「ベゾスレター」(アンダーソン)は、
Amazon の IR から過去レターを探して読むのが面倒、
という人には良いかなということで、あげておきます。
こういう本出るだろうなと思ってましたが、やはり出ました(笑
今週は、世の中が追い付いてくる、というのを肌で感じたニュースが一つありました。
今や、調べたり、誰かに聞いたりして答えが出るような問題は、本来テストとしての意味をなしていないんだ、というのが僕の理解です。
ただ、
「多くの人から、効率よく、入学者を選抜する」
ための
「方便」
として、憶えさせたり、計算させたり、ということをやっているに過ぎないのです。
「発明して、プレゼンしてもらえばいいんですよ」
(顧客ニーズ、社会の流れ、特許性、あたりを検討してもらえれば、十分かと)
というお話をいつもしています。
センター試験の代わりに行うのは
「今は」
難しそうですが、
「先行技術調査は、AIがやってくれる時代」
ですから、いずれ可能になるはずです。
そういうことを考えると、東京女子学園のニュースは、一つの小さなニュースかもしれませんが、あとで、
「ああ、あれが最初だったのか」
ということに、なるかもしれません。世の中の反応と、テスト運営においてどんな問題が生じたか、ということについての
「情報開示」
を、楽しみにしたいと思います。
楠浦 拝
=======
✔ 「発明塾講義」配信希望の方は、こちらをご覧下さい。
(楠浦からのレターが、無料で週に1‐3回届く、とお考え下さい)
✔ 入塾・見学希望の方は、こちらを御覧ください。
✔ 運営元 TechnoProducer株式会社 へのお問い合わせは、こちらへお願いいたします。