締切間際ということで、慌ただしく発明提案書の仕上げをお願いしました。
やはり、
「発明には締切がある」
方が良いですね。
(締切がないと、ダラダラやってしまう)
無事提出、お疲れ様でした。
次のテーマが来ていませんので、しばらくは、各自の持ち込みを討議することになる予定です。発明の振り返りも大歓迎です。
さて、先々週あたりから、偶然なのでしょうが、何名かの方に
「(大学などの公的機関所属の方も含め)研究者・技術者が知財に明るいと何が良いか」
というお話を、個人的に、あるいは、セミクローズな場でお話する機会に恵まれました。
それも何故か、AIやブロックチェーンなど
「IT系」
の、私よりもずっと若い方々に対して。
先日、弊社OBの湯浅さんにも、AI/IoT領域の知財戦略はかくあるべし、というお話をしていただきましたが、僕は
「企業の話ではなく、個人として」
どんなメリットがあるか、自身が
「会社や組織の力、ネットワークを使える可能性が広がる」
話などを、しました。若い方に
「企業の戦略としてかくあるべし」
というお話をしても、あまりピンとこないでしょうし。
IT系の方については、5年ほど前までは
「特許取った頃には、その技術は古くなっていて、全く意味ないから特許は無意味」
という意見が、私の周りでは主流だったような気がしますが、ここ2-3年で、
「アイデアの段階でしっかり特許をおさえて、事業化を有利に進めたい」
という意見が、大勢を占めるようになってきたように感じます。
(私の周りの話です)
起業する方、フリーランスも含めた個人の方、企業内の研究者/技術者の方、などから個別に問い合わせがあったり、お会いした際にご質問があったり、というケースが増えています。
知財に明るいと何が良いかは、個々人の置かれた環境によって千差万別なので、一般論をここで振りかざすことはしませんが、
(愚にもつかない反論に振り回されて時間を浪費したくない、ということもあります)
「急速に、時代が変わってきたなー」
という感想を持っていることだけ、お伝えしておきます。
興味がある方は、お会いした際にでも、ご質問ください。
10分もあれば、済む話です。
「ノルマで特許を出す」
時代ではなく
「研究者個人が、自身のキャリアの武器にする目的で、企業の特許出願制度を利用する」
時代が来ています。
「ガンガン特許提案し、知財部のリソースを、自身の研究の事業化に利用しまくる」
時代だとも、言えます(笑
そういう頼もしい研究者・技術者が、どんどん増えてくる予感がした、この1ヶ月でした。
楠浦 拝
P.S.
ノルマ特許の話は、投資家の方向けセミナーでも、さんざんしましたし、質問も多数ありました。
おおよその見抜き方はお教えしましたから、ノルマ特許が多そうな企業への投資は、今後は、慎重に検討いただければと思っています。魅力的な人材を惹きつけ、雇用し続けられるかという、研究者への動機づけはもちろんですが、資本効率という意味で、???がついてしまいますから・・・。
=======
✔ 「発明塾講義」配信希望の方は、こちらをご覧下さい。
(楠浦からのレターが、無料で週に1‐3回届く、とお考え下さい)
✔ 入塾・見学希望の方は、こちらを御覧ください。
やはり、
「発明には締切がある」
方が良いですね。
(締切がないと、ダラダラやってしまう)
無事提出、お疲れ様でした。
次のテーマが来ていませんので、しばらくは、各自の持ち込みを討議することになる予定です。発明の振り返りも大歓迎です。
さて、先々週あたりから、偶然なのでしょうが、何名かの方に
「(大学などの公的機関所属の方も含め)研究者・技術者が知財に明るいと何が良いか」
というお話を、個人的に、あるいは、セミクローズな場でお話する機会に恵まれました。
それも何故か、AIやブロックチェーンなど
「IT系」
の、私よりもずっと若い方々に対して。
先日、弊社OBの湯浅さんにも、AI/IoT領域の知財戦略はかくあるべし、というお話をしていただきましたが、僕は
「企業の話ではなく、個人として」
どんなメリットがあるか、自身が
「会社や組織の力、ネットワークを使える可能性が広がる」
話などを、しました。若い方に
「企業の戦略としてかくあるべし」
というお話をしても、あまりピンとこないでしょうし。
個人的には、死亡事故をなくしたい、という運送会社の社長が
「コンテナに、子供が書いた絵を印刷する」
というアイデアが好きです。家族のことを考えれば
誰でも安全運転になりますよね。
「安全運転!」という標語より、効果がありそうです。
いわゆるひとつの、発明ですね。
IT系の方については、5年ほど前までは
「特許取った頃には、その技術は古くなっていて、全く意味ないから特許は無意味」
という意見が、私の周りでは主流だったような気がしますが、ここ2-3年で、
「アイデアの段階でしっかり特許をおさえて、事業化を有利に進めたい」
という意見が、大勢を占めるようになってきたように感じます。
(私の周りの話です)
起業する方、フリーランスも含めた個人の方、企業内の研究者/技術者の方、などから個別に問い合わせがあったり、お会いした際にご質問があったり、というケースが増えています。
知財に明るいと何が良いかは、個々人の置かれた環境によって千差万別なので、一般論をここで振りかざすことはしませんが、
(愚にもつかない反論に振り回されて時間を浪費したくない、ということもあります)
「急速に、時代が変わってきたなー」
という感想を持っていることだけ、お伝えしておきます。
興味がある方は、お会いした際にでも、ご質問ください。
10分もあれば、済む話です。
「ノルマで特許を出す」
時代ではなく
「研究者個人が、自身のキャリアの武器にする目的で、企業の特許出願制度を利用する」
時代が来ています。
「ガンガン特許提案し、知財部のリソースを、自身の研究の事業化に利用しまくる」
時代だとも、言えます(笑
そういう頼もしい研究者・技術者が、どんどん増えてくる予感がした、この1ヶ月でした。
楠浦 拝
P.S.
ノルマ特許の話は、投資家の方向けセミナーでも、さんざんしましたし、質問も多数ありました。
おおよその見抜き方はお教えしましたから、ノルマ特許が多そうな企業への投資は、今後は、慎重に検討いただければと思っています。魅力的な人材を惹きつけ、雇用し続けられるかという、研究者への動機づけはもちろんですが、資本効率という意味で、???がついてしまいますから・・・。
=======
✔ 「発明塾講義」配信希望の方は、こちらをご覧下さい。
(楠浦からのレターが、無料で週に1‐3回届く、とお考え下さい)
✔ 入塾・見学希望の方は、こちらを御覧ください。