また、開催に向け告知・ご案内などでご協力を賜りました皆様、篤く御礼申しあげます。
今回も、
「新たな製品や事業の企画提案を求められている」
方に、ご参加いただき、終了後も様々なご質問をいただきました。
「ただ集まって議論しても、なかなかアイデアが出ないと感じている」
「1人で検討を進めなければいけない、進め方もわからないし、アイデアも広がらない」
など、課題に応じ、若干のアドバイスをさせていただきました。
ご都合がつかず、お申込みいただけなかった方、次回、あるいは、弊社の他のセミナーにて、お待ちしております。
1月18日 「未来創造設計書」セミナー
ご質問やご感想を頂いた部分を含め、内容の振り返り、また、補足をさせていただきます。
特に、メール配信(発明塾講義)にてご紹介しきれなかった、
「極端思考」(*)
について、少し補足しておきます。
具体例は、セミナーに譲らせていただき、大枠の考え方、使い方について、少し触れます。
● 「極端」で先を読む
発明塾で、最初に
「極端思考」
を用い始めた、あるいは、そう名付けるようになったころは、
「エッジ情報」
の一つとして、極端な情報を取り上げ、それをヒントに、
「先読み」
をし始める・・・、のように用いていました。
「極端」
から
「エッジ」
な部分を目利きして、それを更に
「飛ばす」
ことで、先読みに繋げます。
「エッジ」「極端」
という「ギリギリ」の情報にこだわる理由は、こちら。
● 「極端」で「具体化」する
今回の「制約思考」(*)セミナーにおいて、
「ヘルスケアにおける、新たな事業機会の発掘」
の考え方の例として、「極端思考」を用いた「エッジ情報」の探し方、
「具体的な、仮説の立て方」
を紹介しました。
「具体的なKWが思いつかない」
「仮説が立てられない」
方の、第一歩として、極端思考が有用であることは、ご理解いただけたのではないでしょうか。
発明塾での討議でも、頻繁に用いますし、僕も日々意図的に
「極端」
を考えるようにしています。
ちなみに、ここに書いたのですが、極端に考える、という考え方は、りそなHD社長(当時)の細谷氏のインタビュー記事にヒントを得ています。
(今でも、その記事は、印刷したものを手元においております)
細谷氏が想定されていたのは、経営上のシナリオを考える際に・・・ということだと思いますが、「発明」でも同じであると、気づきました。
(Amazon.co.jp のサイトへ移動)
機械設計やるなら、絶対読んでおきましょう。
コマツ時代、毎日のように読んでいました。
独FAG技術陣による、最高傑作です。
何度読んでも、発見がある本です。
仮にエンジンがなくなったとしても、軸受はなくならないようです。
でも、この本は絶版みたいです・・・。
●他にも・・・
場合分けや因数分解など、
「具体論」
「具体化」
フェーズでは特に、使える考え方です。
注意点としては、
「良い仲間と、良い議論」
を心がけないと、
「そんな極端な話しされても・・・」
と、なってしまうことでしょうか。
エッジ情報/極端について、こちらの講座でも取り上げていますので、実践を兼ね取り組んでみてはいかがでしょうか。
年明けの、
1月18日 「未来創造設計書」セミナー
も、よろしくお願い致します。
* 弊社 TechnoProducer 株式会社 の登録商標です。
=======
✔ 入塾・見学希望の方は、こちらを御覧ください。
✔ 「発明塾講義」配信希望の方は、こちらをご覧下さい。
(楠浦からのレターが、無料で週に1‐3回届く、とお考え下さい)
✔ 運営元 TechnoProducer株式会社 へのお問い合わせは、こちらへお願いいたします。