「発明塾®」へようこそ!: 「極端」を使いこなす~制約思考セミナーご報告/御礼(2016年12月15日)

2016年12月20日火曜日

「極端」を使いこなす~制約思考セミナーご報告/御礼(2016年12月15日)

12月15日開催の「制約思考」セミナーへご参加いただきました皆様、改めて御礼申しあげます。 
また、開催に向け告知・ご案内などでご協力を賜りました皆様、篤く御礼申しあげます。


今回も、


「新たな製品や事業の企画提案を求められている」


方に、ご参加いただき、終了後も様々なご質問をいただきました。


「ただ集まって議論しても、なかなかアイデアが出ないと感じている」

「1人で検討を進めなければいけない、進め方もわからないし、アイデアも広がらない」

など、課題に応じ、若干のアドバイスをさせていただきました。



ご都合がつかず、お申込みいただけなかった方、次回、あるいは、弊社の他のセミナーにて、お待ちしております。 


1月18日 「未来創造設計書」セミナー 



ご質問やご感想を頂いた部分を含め、内容の振り返り、また、補足をさせていただきます。


特に、メール配信(発明塾講義)にてご紹介しきれなかった、


「極端思考」(*)


について、少し補足しておきます。


具体例は、セミナーに譲らせていただき、大枠の考え方、使い方について、少し触れます。




● 「極端」で先を読む


発明塾で、最初に


「極端思考」


を用い始めた、あるいは、そう名付けるようになったころは、


「エッジ情報」


の一つとして、極端な情報を取り上げ、それをヒントに、


「先読み」


をし始める・・・、のように用いていました。


「極端」


から


「エッジ」


な部分を目利きして、それを更に


「飛ばす」


ことで、先読みに繋げます。


「エッジ」「極端」


という「ギリギリ」の情報にこだわる理由は、こちら




● 「極端」で「具体化」する


今回の「制約思考」(*)セミナーにおいて、


「ヘルスケアにおける、新たな事業機会の発掘」


の考え方の例として、「極端思考」を用いた「エッジ情報」の探し方、


「具体的な、仮説の立て方」


を紹介しました。


「具体的なKWが思いつかない」

「仮説が立てられない」

方の、第一歩として、極端思考が有用であることは、ご理解いただけたのではないでしょうか。


発明塾での討議でも、頻繁に用いますし、僕も日々意図的に


「極端」


を考えるようにしています。



ちなみに、ここに書いたのですが、極端に考える、という考え方は、りそなHD社長(当時)の細谷氏のインタビュー記事にヒントを得ています。

(今でも、その記事は、印刷したものを手元においております)

細谷氏が想定されていたのは、経営上のシナリオを考える際に・・・ということだと思いますが、「発明」でも同じであると、気づきました。




機械設計やるなら、絶対読んでおきましょう。
コマツ時代、毎日のように読んでいました。
独FAG技術陣による、最高傑作です。
何度読んでも、発見がある本です。
仮にエンジンがなくなったとしても、軸受はなくならないようです。
でも、この本は絶版みたいです・・・。



●他にも・・・


場合分けや因数分解など、


「具体論」

「具体化」

フェーズでは特に、使える考え方です。




注意点としては、

「良い仲間と、良い議論」


を心がけないと、


「そんな極端な話しされても・・・」


と、なってしまうことでしょうか。



エッジ情報/極端について、こちらの講座でも取り上げていますので、実践を兼ね取り組んでみてはいかがでしょうか。


ご参加頂けなかった方、資料の販売もしております。お問合わせは、こちらのページをご確認いただき、「セミナー配布資料購入検討」とお問い合わせください。



年明けの、


1月18日 「未来創造設計書」セミナー 


も、よろしくお願い致します。





* 弊社 TechnoProducer 株式会社 の登録商標です。


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