2015年6月5日金曜日

先行技術を「突破」するために必要なのは、「技術の進化点」の見極めである~発明塾第301回開催報告

今回は、「事例演習」として開催しました。


取り上げた技術は、ずばり「KOMTRAX」。


小松製作所が誇る、建機IT技術です。


世界中の建機の稼働状況を「KOMTRAX」で把握し、それを基に生産計画を立てるなど、コマツは、最先端のIT技術を「経営判断」に活かしています。



今回は、そのKOMTRAXのコアになる部分の技術と特許を分析し、


「突破」


を検討しました。



当然コマツ内でも、日々研究者の方々が、改善革新に取り組んでおられると思いますが、その努力に敬意を表する意味でも、我々もゼロベースで「突破」に取り組んでみました。



これも絶版で恐縮ですが、非常に参考になる本です
「大きく技術が変化するときに、どういう手を打つか」
常に、技術の進化を見ておく必要があります


通信に詳しい方ならすぐにお分かりだと思いますし、実際に私もある製品で「稼働状況モニタリング」を検討していたのでピンときたのですが、当初のKOMTRAXは、第2世代の無線通信で


「Dopa」


と呼ばれる、Docomoの技術が前提になっているようです。

(Docomoの技術開発の経緯についても、諸般の事情でそこそこ詳しいのですが・・・それは割愛します)


現在は、4G/LTEですから、ここに緒口があるはずです。

また、無線通信の世界は、日進月歩ですから

「当時想定できなかった、新しい技術が」


をベースに考えることで、新たな切り口が見えてきます。



今回は、新しいシステムも試しつつ、でしたが、意外と上手く行きましたね。



次回もよろしく。