「発明塾®」へようこそ!: 発明塾京都第72回開催報告

2012年2月16日木曜日

発明塾京都第72回開催報告

第72回を開催しました。前回の人数から、Gr分けを考えていましたが、ぎりぎり分けるほどの人数でもなかったですね、今回は。10名ぐらいだと、分けるかどうか迷うところです。


次回、人数が多ければ分けましょう。


さて、今回は発明塾の法則に則り、「人数が少ない時に重要なことが話され」ました。数式⇔具体的な現象のイメージ(図形など)という「直観」に至るまで、現象と数式を理解することが重要です。これも「具体化」と「抽象化」の典型的な例です。抽象化を通じて新たな発想に至る、という基本がここにあるわけです。分野間のアナロジーの話など、すべてこれです。(振り子と電気回路など)


今回読んだ論文に書かれている Youngの式他 をどこまで「直観」として理解しているか、理解できるまで繰り返し考えたか。暗記や表面的な理解でとどまっていては、その概念を使うことも出来ませんし、それを「経由」して新たな発想に至ることも出来ません。


大学では論文読み放題ですから、先行技術や要素技術の論文を見つけたら、その主題としている「数理物理」の部分を「直観」できるまで、反芻してください。それには、数式を書き写したり、変形したり、図を書いたり、と手を動かすことが重要です。


また、RFIは熟読し、討議内容も毎回MMにまとめ、それをベースに新しい切り口やアイデアを考え、持ち込むようにしてください。


P.S.
塾生さんの一名がナノテク展に参加し、非常に貴重なコメントを寄せてくれていますので、ML見ておいてください。