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2018年5月11日金曜日

塾長の部屋(68)~「技術」と「お金」の交差点を見る/第431回報告

今週の発明討議は、いずれもそれぞれ

「発明に取り掛かる前の段階」

でした。先行技術を調べ、何が課題で、どの課題に取り組むかを決める・・・そんなところです。


テーマの一つは、

「肉でないタンパク源」

でした。昆虫とか、いろいろ話題になっていますが、アメリカを中心に

「植物ジャーキー(ビーフジャーキーっぽいものを、大豆から作る)」

が盛り上がっているみたいです。


そもそも、ビーフジャーキーの市場がかなり拡大しているそうで、いろいろ勉強になりました。日本だと

「煮干し」

的な位置づけなんですかね・・・(ちょっと違うか)

あたらしいタンパク源スナック考えても、結構おもろいかなと思ったりもしました。


発明塾も8年を過ぎたので、今年は、これまでを振り返りつつ、今後のことをこのブログに書いていこうと思ってます。出来るかどうかわかりませんが、こういうところを目指しているんだよという

「目標」

を明らかにするのは、やはり重要だなと最近改めて思ってます。


では、行きましょう。



● 「技術」と「お金」の交差点を再発明する(1) ~ 発明塾の始まりは「高等教育無料化」

こういうこと書くと、2つの反応がある気がしています。

✔ 口だけなんやないか(遠い関係者、関係ない人)
✔ 真似されてしまうんじゃないか(近い関係者)

これまでもいろいろやってきて、だいたいそういう反応だったので僕は気にしてませんが、慣れてない人は気になるのかもしれません。

前者でいうと、過去ここでも取り上げた

「”発明塾って儲かってるの”事件」

なんかが、あります。

結局お前大したことやってないんちゃうか、という意見は、何をやっても出てくるので、いちいち気にしてたら生きていけません。「大したこと」かどうかは、人によって捉え方はまちまちです。


儲かってるの的な話については、

「そもそも設ける必要もないし、儲ける気もないから」

というのが、僕の結論です。

「高等教育を無償にする」

ための実験として、

「学生が、頭脳で学費を稼ぐ」

というコンセプトを考えて、実践してきたのがこの8年間です。


独力で学費を稼いでもらうのは、今の環境では難しそうですが、特に頑張った数名の学生には、無料で大学に行ける程度のフィードバックは出来ました。会社としては、京都までの僕の交通費が賄えた、ぐらいの感じだと思います。
(余談ですが、奨学金を出すと贈与税を支払わなければならず、まぁこの国では、意欲ある学生を積極的に支援するようなまともなことは何も許されないんだなという気が、個人的にはしています。何で奨学金が贈与税対象になるのか理解できません、たぶん僕は頭が悪いんでしょう)

もともと、会社ではなく僕個人として、業務時間外に始めたことでしたので(社内からも、当初は何やってんだ的な意見もありましたから、反論を完封するためにいろいろと気をつけて進めてきました)、8年毎週続いたことが驚異的だった、という気もします。

発明討議を毎週続けた結果、僕の発明は飛躍的に増えました。ですので、そもそも「発明塾」自体を収益化する必要はありませんでした。

「発明塾で討議をすれば、その後、僕の発明は自然に増えた」

わけで、それは当時の事業の一つであった発明事業(といってもやっていたのは僕だけですが)の飛躍的な拡大を意味します。会社としてはそれで十分でしょう。ちなみに、だからといって僕の給料が増えるわけではありません。まぁ、組織とはそんなものです。一次的にせよ、発明で会社が経営できたことは、いろいろと、その後の布石になりました。

個人的に、一つ非常にありがたいことは、意欲と能力にあふれた学生さん達のネットワークが100名ほどできたことでしょうか。そのうちの20名ほどは、現在でも何らかの形で交流を続けられています。

今、少し疎遠になっている学生さんも、近い将来、後述の「投資部」を受け皿にして、集って交流してもらいたいと思っています。繰り返しですが、

「発明だけで、大学を無料にする」

のは、少し難しそうです。


ここまでは、「技術」の話です。


先日の「知財情報活用セミナー」のビデオが、この本の著者である
Bコミさんの会社「イタヨミ」より、近々販売開始予定です。
先日打ち合わせでお会いし、この人の本なら読んでみたいなと感じ購入。
すごくわかりやすく、投資の勉強になるは当然のことですが、
教材作りという視点でも大変参考になりました。
わかりやすいカリキュラムを作るというのは、誰にでも
出来ることではありません。また一人、良い方と巡り合えました。



● 「技術」と「お金」の交差点を再発明する(2) ~ 発明塾「投資部」と「投資家」とのご縁

僕は、いろいろな方から機会をいただいてきたなと、改めて皆様に感謝しています。上述の発明も、そういう機会をいただいたから始まったことですし、今の投資部も、OBOGの発案とは言え、リンクスリサーチの山本潤さんにお会いしなければ、もう少し迷走しなければならなかったかもしれません。


前職時代の経験から、

「技術とお金の交差点」

の重要性を痛感しており、

「いいアイデア(発明)だからといって、何かが起こるわけではない」

ことは百も承知です。


「お金が付かなければ、どんなよいアイデアも日の目は見ない」

のですが、とはいえ、

「変な投資家」

に声掛けすると、それはそれでえらいことになるのは経験していますので、投資についての取り組みはなかなか手つかずになっていました。
(投資してもらった投資家が非常に面倒な投資家であることが発覚した後、個人保証で銀行から借り入れて出資金を全額返済した、という強者を知っています)

というか、意図的に遠ざけていました。


ここしばらくの投資部での活動、および、山本潤さんの活動を見ていて

「投資部」

なら、高等教育の無償化に王手がかけられるかもしれないな、という気がしています。
(詳細は、またどこかで書きます)

発明の時と同じで、誰も損しない仕組みが作れることは、だいたいわかりました。

あとは、我々の

「投資センス」

次第です。


「高等教育の無償化」
「社会課題を解決する発明、企業、新事業の創出」

の両面において、キーポイントは

「投資」

にあると思っていますよ、ということだけを、とりあえず

「楠浦さん、最近何考えてんのかわからんわー、発明塾どうなるんやろか」
「楠浦さんは、教育や技術のことに興味なくなったんかな」

と思っていそうなOBOGに、お伝えしておきます。


楠浦 拝




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2018年5月6日日曜日

5月20日(日)午後@東京「特許情報を活用した投資の会(発明塾投資部OBOG会を兼ねる)」開催します

満席になりました、次回またよろしくお願いいたします。

楠浦 拝


===以下、告知文

いつものことですが、ショートノーティスで失礼します。

先日、4月21日(土)に開催した


の懇親会で、継続的に集まる場などがあれば紹介して欲しい、というお声がありました。


(セミナー開催報告は以下)


「特許情報を、株式投資に活用する」

なんてマニアックすぎて、そんなにニーズもないだろうと思っていたので、普段、発明塾投資部は、学生さんとOBOGでこじんまり開催しているのですが、今回、試験的に、

✔ 4月21日のセミナー参加者の方
✔ 上記セミナーに参加できなかったが、特許情報を活用した投資に興味がある方

にも参加いただける場にします。

先着5名とさせていただきます。


【開催概要】
✔ 日時:5月20日(日)15:00‐18:00
✔ 場所:品川~東京あたりの会議室(参加者の方へ、別途お知らせします)
✔ 持参いただきたいもの:WIFIにつながるPC、その場で交換しながら食べるお菓子など
✔ 会費:会議室次第ですが、最大で500円/名いただく可能性あります、場所代相当です、無料で借りれる会議室あれば会費無しにします
✔ 申し込み資格:特にありません、社会人か学生か、職業など問いません、専業・兼業も問いません


【何をやるか】
セミナー参加された方は、セミナーでやったようなことを、個別企業で行う、とお考え下さい。セミナー参加されていない方は、投資部の過去ページをざっとご覧いただくとよいと思います。特許調べたことがない、という方はしんどいかもしれませんが、ガッツがあれば話にはついてこれると思います。

また、参加者の方で、特にこの企業(銘柄)について、特許を調べて投資先としてどうか、精査したいという希望がある方は、申し込み時にご記入ください。原則として、その企業について取り上げ、討議を行いたいと思います。
人数が5名ですが、5社は無理かもしれません。その場合は、優先順位を決め、討議することにさせてください。いつもはだいたい3社ほど討議します。


参加お申込みは以下からお願いします。



注意点として、

✔ 当日、SKYPEを使うため、SKYPEのIDを取得&入力お願いします
✔ 資料はGoogleDriveで共有するため、Gmailアドレスを取得&入力ください

の点、お申し込み時にご協力をお願いします。
(円滑な運営により、主催者の負担なく、長く続けたいと考えています)


他、ご質問は、


へ、お寄せください。


それでは、皆様のご参加をお待ちしています。

私は、いずれにせよ隔週で発明塾投資部メンバーと3時間の調査討議をしていますので、それを兼ねて開催するものです。お気軽にご参加ください。



楠浦 拝



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2018年5月1日火曜日

学費を稼いで「膨大なビジネスケーススタディーをこなす」のが発明塾投資部/投資に役立つサイト集/セミナー動画販売(予定)~発明塾第429回/第430回(投資部第40回)

26日の「発明の部」は、楠浦は神戸でMTGがあり欠席、小塚さんと安富さんにお任せしました。
30日の「投資部」は、いつものメンバーで開催しました。


人数が多いなら多いなりにゴリゴリと調査と討議を、少ないなら少ないなりに雑談交え、と考えています。いつも言ってますが

「他流試合」

は、非常に大事です。また、投資部には、僕以外にも企業経営者の方にも参加いただいているので、

「経営者の視点を学ぶ」
「企業経営の現場の声を聴く」

場としても、活用して欲しいなと思います。


今回の投資部で、僕もつぶやいてましたが

「こういう事業やりたいね」
「みんな同じところで躓くんやな」
「こういう落とし穴に陥りがちよね」

という声から、全員が学べます。
(投資したい人も、経営したい人も、経営者自身も)


今後、より多くの経営者の方にも参加いただきながら、そしてもちろん、学生さん含む個人投資家の方々にもどんどん参加いただけるような場に、徐々に、発展させていただきたいと考えています。

引き続きご支援のほど、お願いいたします。



● 「スーパー個人投資家」の方と、ビジネス談義をする~お金を稼ぎながら、ビジネスセンスを磨く

今日も、投資家の方とお話をしていて改めて思いましたが、

「日本中、あるいは、世界中の企業を常に分析している」
「多くの人があまり知らない、ニュースに出ない、優良企業を見ている」
「数字(財務)、ビジネスモデル、特許を網羅的に見ている」

という点で、経営者や、経営者志望のビジネスマン、および、経営者志望の学生さんは、スーパー個人投資家の方から学べることがたくさんあります。


「投資セミナー」

というと、若干胡散臭いイメージを持たれる方もおられるかもしれませんが、

「よい個人投資家の方が集まるセミナー」

は、創造的で刺激的、

「知的好奇心にあふれた」

場であることが多いと、最近感じています。


発明塾投資部でも、2週に1度は、日米の注目企業について情報分析を討議を行っており、いわば

「ケーススタディー」

を、どんどんこなしている状態です。

ここ1年ほどの活動から、投資部で議論することのメリットがはっきりしてきたので、今後は、

「将来の夢に向かって、お金を稼ぎながら、ケーススタディーをバリバリこなす」

という視点を強めながら、投資部の活動を継続していきます。
(参加希望の方は、こちらをご覧ください)


発明塾が、発明で学費を稼ぎながら技術のことを学ぶ場であったように

「お金を稼ぎながら、ビジネススクールへ行く」

という感じで進めたいと思っています。


「有報」をしっかり読んでみたい方に、お勧めの本です。
是非、どこか一社決めて、仲間と討議しながら
読み込んでみてはいかがでしょうか。



●  「投資」に役立つサイト集

今後、別のページへ切り出して整理する予定ですが、直近で

「これ使えるな」

と思ったページを、備忘録的に掲載しておきます。


特許情報と企業情報をまとめて見れるサイト「ConceptEngine」
経営指標同士の関係を直観的に理解しやすい「ValuationMatrix」


特に最後のページは、いつも、有報やHP見ながら頭の中でやってることを、グラフにしてくれているので、とても便利です。

ビジネススクールでも、こういうことは勉強するのですが、自身で経営するか、投資でもしないと、これら数字の何がどう重要なのか、

「肌感覚で理解する」

のは難しい気がしています。


自身で会社を経営していても、それは、いろいろな事業があり得る中の

「ワン・オブ・ゼム」

にすぎません。そういう意味で

「いろいろなタイプの事業を想定し、数字のシミュレーションを行う」

トレーニングとして、投資のための情報分析は、とても良いと感じます。


多くの経営者の方はお気づきだと思いますが、

「同じ事業で、10年食えることは稀」

です。となると、常に

「次の事業」

のシミュレーションを行っておく必要がありますが、その時に

「数字の仕組み」

のイメージが持てないと、

「新規事業」
「構造改革」

の一歩を踏み出す自信が持てません。
(少なくとも僕はそうでした)


小規模企業の経営者こそ、

「投資を通じ、いろいろなタイプの事業を想定した数字に強くなる」

ことが重要だと考えます。



では、次回もよろしく。



楠浦 拝



P.S.
先日の、投資センスを磨く「知財情報活用セミナー」の動画を販売する予定です。ご協力いただいている、リンクスリサーチの山本さん、および、Bコミさんに、深謝申し上げます。
販売開始になり次第、別途正式に告知させていただきます。
発明塾関連の最新情報は、こちらで配信しています。



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