「発明塾®」へようこそ!: スプリングスクール2016(終了)

スプリングスクール2016(終了)

「すべてを省略する”ホンマモンの創造性”を身につける」 ~クリエイティブなチームづくり/討議のコツを学びながら、結果を出そう!~
(発明塾スプリングスクール2016)

「サマースクール2015についての報告」も参照下さい。
※ 「スプリングスクール2016告知開始しました!」も参照下さい。
※ そもそも「発明塾」が、どのようなことを目指す方のための場所かについて、こちらも参照ください。

仮申し込み受付を開始しました
  ⇒ 通常開催の発明塾へ参加(入塾)希望の方は、こちらから。


●Summery

「ホンマモンの問題」(Authentic Problem)に取り組みたい人のための場です
「実践/実績」を追求したい人にピッタリです、一緒に追求しましょう
「いまの大学生活から一歩抜け出したい」、そんな方をお待ちしています
「他の人がやらないことをやりたい」逆張りは発明塾の哲学です



●Messages


「創造性は、すべてを省略する」

と言います。その通りです、何の異論もありません。

では、
「一人で悪戦苦闘して、創造的になれるのか?」
ここに課題があります。


我々は

「創造性は、チームとして初めて発揮されるもの」

であることを、5年にわたる発明塾の討議で、発見しました。

同時に
「”創造性”について体験的に理解することで、だれでも”創造的なチーム”を創り上げられる」
ことも、発見しました。




今回の講座がどんな講座か、を一言で表すと

クリエイティブなチーム作りのコツを体験しよう!
であり、

「クリエイティブなチームで、どんな素晴らしい議論ができるか、
体験しながら結果を出そう!」


そんな場です。


いつものように因数分解すると、

クリエイティブなチーム作りのコツ=個人の創造性を理解する x チーム化する

クリエイティブなチームでの議論=各自の創造性を生かせる ⇒ 結果が出る ⇒ ますます各自が創造的になれる 
よいアイデアが連鎖的に仕上がっていく!

実際、そんな感じでした。


事前学習では


「個人として、より創造的になる」

手法を学び、スクーリングでは


「チームとして創造的になる」

手法を学ぶと思っておけばよいでしょう。


これらを学ぶには




が非常に重要になります。



スクーリングでは、
中で、学んでいただきます。


●できるようになること

・スタートアップイベントで、メンバーから素晴らしい着想を引き出し、チームで結果が出せるようになる
・アイデアソン/ハッカソンで、その場で居合わせた人同志で、アイデア出しがスムーズに進められる
・起業の際に、良いメンバーをどう選び、組み合わせるか、が明確にわかる
・多様な才能を持ったメンバーをリードし、活かせるようになる

●仮申し込みを受け付けます

本申込みについては、仮申し込みをした方から、順次案内いたします。
申込みはコチラ→仮申し込みフォーム

定員は、スクーリング会場の都合で 最大10名 を想定しています。

仮申し込みの方に、優先的に案内を出しますので、参加を迷っている方は、
一旦仮申し込みをしておいていただくのが、良いでしょう。



●講座概要

・eラーニングによる「反転学習」形式の講座です
遠隔地の大学生も、負担なく取り組めます(大歓迎です)
・最終の集合討議は、東京にて開催します
・eラーニングには、事前課題が付属しています
・事前課題の出来栄えが素晴らしい方には、集合討議の交通費宿泊費を支給します(つまり招待します)
 ※ サマースクール2015では、課題提出率は10%でしたので、課題提出者全員を招待しました。「人がやらないことを/やらないところまでやる」ことの重要性を、示しています。



●スケジュール(FIX)
正式に決まり次第、仮申し込みの方から順に、案内いたします。
課題や所要時間の詳細は、さらに下に説明があります。
・2月23日-3月14日 Web教材で学びながら、事前課題に取り組む
 (Web講義は、期間中、何度でも自由に受講できます)
・3月14日 事前課題提出締切り
 (提出いただけない方は、スクーリングに参加できません)
・3月27日(日)に、東京にて1日スクーリングを開催
・4月3日(日)
 ✔最終課題提出締切り大手企業でも実施している研修と同等の内容です。履歴書等に実績として記入できます。
 (1人1つの発明提案書を完成させ、提出いただきます)
・最終課題提出者へ、オンラインでフィードバック
・最終課題提出へ、修了証の発行  ✔「発明塾スプリングスクール2016修了者」となります。
 ✔提出したアイデアが提案先企業で特許出願/特許登録された場合、そちらも実績になります。これまでに、数十件が発明塾から提案され、特許出願/特許登録されています。実用化に向けて研究が進んでいるものもあります。



●教材(Web教材+スクーリングの「反転学習」プログラムです)
Web教材は、以下HPのコースの一つを利用します。
大手企業100社以上で利用実績のある、発明/知財に関する教材です。
社会人向けに開発された教材ですが、発明塾の内容を簡素化したものであり、
「創造的になりたい」大学生が学習するのに、ちょうど良い内容となっています。

所要時間は3-5時間程度です。

好きな時間に、自分のペースで受講できます。
1日15分受講すれば、余裕を持って受講完了できます。


スクーリングでは、独自の教材をベースに、提出いただいた事前課題をその場で

討議しながら、
チームで創造性を発揮するためのポイント
を議論の途中で都度取りあげ、議論を振り返りながら、学んでいきます。

発明塾は、

「議論自体が、最高の教材」
であると考えています。それは、
「つくられたシナリオに基づく議論(導かれた議論/ Guided Discovery )」
では、何も身につかないことが、多くの塾生さんとの討議を通じて分かったからです。


●事前課題
実際に企業の研究開発部門で解決/アイデア創出を求められている、最終課題の一部を取り上げ、Web教材の内容を参照しつつ、取り組んで頂きます。
教材のガイドに従って、A4サイズで2枚の、簡易な「アイデア提案書」を作成いただきます。
これまでの塾生さんの実績を見る限り、所要時間は3~5時間程度でしょう。




●最終課題
実際に、企業の研究開発部門で解決/アイデア創出を求められている問題を、取り上げます。
まず、事前課題を基に、1日スクーリングでGr討議を行います。


課題の内容は、例えば以下のようなものです(過去の実際の事例です)

ウエアラブルデバイスとして、靴にどのような機能を盛り込めば、より高付加価値かつ継続的に収益が上がる商品/事業になるか
画像認識技術を、今後さらに新しい用途に適用するとした場合、どのような商品が考えられるか
途上国の河川や海岸の水質汚染を、低コストでリアルタイムモニタリングするために、どのようなシステムやビジネスモデルが考えられるか
薄膜太陽電池を用いた新商品で、新しいビジネスモデルまで考えたい

技術のことに詳しくない方も、事前課題は「調査能力」向上のためにも、自分で調べながら取り組んで頂くのがよいと思います。

スクーリングでは、「他の人の知識/アイデアをいかに引き出すか」を心がければ、知識不足は補えます。

スクーリング終了後、A4で3-5枚の所定の書式で、正式な「アイデア提案書」をまとめて頂きます。
これまでの実績を見る限り、正式なアイデア提案書を作成するたの所要時間は5~8時間程度でしょう。

●費用(参加無料)
受講にかかわる費用はありません(参加無料です)
スクーリングに参加する際の、交通費宿泊費は、各自負担とします
事前課題で「特に独創的で市場性のあるアイデアを提出した方」は、スクーリング参加時の交通費宿泊費を支給し、スクーリングに招待します


●発明塾とは

詳細は、HP参照ください。
「発明塾」では、5年間に300回を超える討議を開催し、100以上のアイデアを世界中の企業に提案。
一部は、優れたアイデアと認められ特許化、商品化に向けて研究開発が進められています。

起業/経営に興味がある学生から、ノーベル賞クラスの研究テーマを追いかけている研究者/研究者志望の学生まで、幅広い参加者で成り立っています。OBOGは、コンサルティング会社、メーカーの技術者/知財部門、ベンチャー企業など幅広い分野で活躍しています。



経営/起業に興味がある人は、一度読んでみてください


●講座で取り扱う 学習内容/基礎となる教育学的な知見 について
「発明塾」独自の、以下のような知見に基づいて開発した教材を利用し、学んでいただきます。
また、「実践を通じて体験的に理解する」ことを重視しており、「今まさにアイデアが必要とされている」課題に、実際に取り組んで頂きます。

①相互教授と「統合した熟達」

教育科学が指摘している、
「細分化により各自の認知負荷を減らしながら、集団で一人の熟達者のように活動に従事し、それを順番に行うことで”統合した熟達”へ達することが可能である」
は、発明塾での実践においても、証明されています。

②熟達者の知識は移転不可能

同様に、
「熟達者ほど、自分の教わったことを教えようとするが、本来、熟達者の知識は相互に関連付けられ、鍵概念を中心に体系化されているため、部分的に教えることは不可能」
という指摘に基づき、発明塾は
「実際の発明討議を通じて学ぶ」
スタイルになっています。
「創造」という行為は、適応的で分析的な作業が中心を占めるため特に教えにくく、「認知的徒弟制度」の必要性が指摘されています。

③「創造性」は「技術(スキル)」ではない

創造性は、「憶えて真似をするテクニック」ではないことが、発明塾での研究と実践から、わかっています。
ピアニストに関する研究から
「創造的なピアニストは、自発的学習を重視」
しており
「新しく問題構造を分析し、情報を収集しながら知識を変換していく」
過程を楽しんですらいる、とされています。
「問題解決の中で、自分を変えていく」
ことが学習の本質であり、
「フレームワークという、自分の知の構造を発見、再構築する行為」
であるというのが、発明塾の考え方です。

④「必然性(真正性)」のある課題

「つくられたシナリオに基づく議論(導かれた議論/ Guided Discovery )」
では、何も身につかないという、発明塾の経験は
「常に真正性のある課題( Authentic Problem )に取り組む」
という形で、運営に活かされています。サマースクールの課題も、
「実際にアイデアが必要とされている課題」
を設定し、取り組んで頂きます。


●このような方に、特に来て欲しい!

✔ 最後まで読み切ったあなた(笑
✔ 「創造的なチーム」を必要としている方
「自分一人で創造的になること」に限界を感じている方
認知科学や教育科学の観点から、創造性について研究してみたい方
✔ Technology による課題解決に取り組みたい方(理系文系は問いません)


●最後に

良き仲間との出会いも、また一つの「学び」である。発明塾ではそのように考え、
希望する方には、サマースクール以外の発明塾の活動、イベントにも積極的に
参加頂けるようにしています。


お楽しみに!



申込みはコチラまで→仮申し込みフォーム

※定員は、スクーリング会場の都合で 最大10名 を想定しています。
 仮申し込みの方に、優先的に案内を出しますので、参加を迷っている方は、
 一旦仮申し込みをしておいていただくのが、良いでしょう。


「発明塾」塾長 楠浦