今回は投資部枠での討議でした。
バイオベンチャーCEOの方と
「細胞治療」
の最新動向についてレクを受けながら、近況意見交換を行いました。
私が注目しているのは、以下ニュースの件です。
業界的にも、やや驚きのニュースだったようです。
セルジーンは、少し前に同業他社を買収していますので、M&A合戦になっていると理解しています。
これまでに無かった産業が出てきている、と捉えられる細胞治療業界の今後の動向に、引き続き注目していきます。
● 「失敗から学ぶ」とは、そもそも、どういうことか
年末年始を挟んだこともあり、年末年始どうしましたかなどというお話もしました。
「昨年を振り返って、今年どうするか・・・・」
というところは、皆さん&毎年だいたい同じなのですが、私が、
「発明塾を、2010年に設立して以来、9年間」
で変わった(変えた)ことの一つに
「失敗からどう学ぶ(?)か」
があり、そのお話をしました。
「アウトプット大全」「小さなパン屋が社会を変える」
いずれも現在、読んでいる最中です。
僕は基本的に、時々、とてもゆっくり本を読みます。
その方が、よく理解できるからです。
アタリマエのこと言ってますかね(笑
「失敗から学ぶ」
には、いろいろな意味というか、方法というか、がある気がしています。
その一つを、お話しました。
① 同じ失敗をしないようにする
これが、一般的な考え方だと思います。
「システムを改善」
して、同じ
「ミス」
が起きないようにする、という考え方です。
工学的な考え方だと思います。
私も、技術屋として、上記の考え方を叩き込まれて育ちました。
感覚的ですが、
「80%程度の、日頃遭遇するちょっとした失敗」
には、効果を発揮する考え方だと思います。
②それが失敗ではないことに気づき、戦略を変える
発明塾を始めて、学んだことの一つです。
学ぶ前は、塾生さんの
「失敗」(?)
に対し、気をつけろだのチェックリストつけろだの、
「システム改善」
的な助言をしていました。
改善するものもあり、改善しないものもありました。
そこで気づきました。
「戦略の変更」
が求められているな、と。
同じことはまた起こる、それはシステムの問題ではなく、もっと大きな地殻変動によるものではないだろうかと。
私個人的に、最近、つまり、発明塾をはじめてからの10年では、②が圧倒的に多い。
失敗と捉えず、そうなる理由がある、それを受け入れ、活かす、という考え方に変えています。
発明塾らしい考え方、と言えるでしょう。
「変化し、生き残り、飛躍できる(LeapFrog)場所を見つける」
という
「生物学的」
な考え方、だと言えるかもしれません。
今西錦司先生の本でも、再度読み直そうかなと思っています。
楠浦 拝
=======
✔ 「発明塾講義」配信希望の方は、こちらをご覧下さい。
(楠浦からのレターが、無料で週に1‐3回届く、とお考え下さい)
✔ 入塾・見学希望の方は、こちらを御覧ください。
✔ 運営元 TechnoProducer株式会社 へのお問い合わせは、こちらへお願いいたします。