2018年が始まりました。本年も引き続きよろしくお願いいたします。
投資部の活動も、準備期間含めると3年になりました。現在は助走期間中と捉えています、少しづつメンバーを増やし、また、活動内容も多様化したいと考えております。こういうことやってほしい、という希望があれば、Facebookページなどで、ぜひ議論してください。
さて、僕は年末年始も普段と変わらない生活をしておりました。ちょうど、2018年の「ものつくり講義」のレポートが届きましたので、いつも通り読みふけっていました。
僕は、毎年このレポートをとても楽しみにしています。
実に様々な
「気付き」
が、あるからです。
講義の感想はもちろんですが、どれぐらい熱心に取り組んでくれているか、どういう特許を読んでくれているか、どんな技術分野に関心があるのか、将来どういうキャリアを目指しているのか、紹介した本は読んでくれたのか、など、気になる事を挙げるときりがありません。
例年通り、差し支えない範囲で、レポートを読んで感じたことを、紹介します。
● 「仕事に、人生の黄金期を費やす」ことについて~仕事選び/キャリアについて
そこそこの数の学生さんが、「仕事に、人生の黄金期を費やす」ことについて、問題意識を持ってくれたようです。
「仕事は、お金稼ぎの手段」
だと思っていた、そう割り切って仕事を選ぼうと思っていた、という学生さんもちらほらおられたようですが、講義終盤のスライドを読み、考え直すよい機会になった、という声がありました。
● 「紹介した書籍」への反響~読んでいます/買いました
紹介されていた本を読んでいます、買いました、という声が、例年より多かったように思います。質疑応答でも、
「よい本の選び方」
について質問がありましたから、その影響でしょうか。
講義で紹介した本は、僕が講義で話したかったことについて、僕なりに厳選した書籍群です。それらをもとに、自分なりに、「旅」に出て欲しいなと思っています。
● 「エッジ特許」「エッジ情報」選びについて~特許だけでなく、IR情報も
感想を読み、やはり機械系だなと感じた点があります。それは、
「技術のことより、経営や経済のことの方が興味があり、そのあたりの話が聴けて楽しかった」
という感想が、少なからずあったことです。僕が在籍していたころも、やはりそういう学生がそれなりにいましたし、経営工学など、経営についての講義もありました。
レポートでは、特許だけでなく、IR情報も読み込み、
「XX社は、今後ZZに力を入れていくと思われる」
「業界として、AAAの方へシフトしつつあるようだ」
などと、事業と技術を両睨みで論じてくれた学生さんがいました。頼もしいですね。
「モート」(Economic Moat:経済的堀)
についても、自分なりに調べ、考えてくれた学生さんもいました。
楽しんでもらえたようで、よかったです。
例年以上に多くの学生さんが、
「特許情報」
の威力に気付いてくれたように感じました。
今後が楽しみですね。
僕は、来年度の授業(と、レポートを読むこと)が、今から楽しみでなりません。
いいネタが提供できるよう、僕も精進します。
ではでは。
楠浦 拝
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