「発明塾®」へようこそ!: 発明塾京都第167回開催報告~「徹底している企業」に思うこと

2014年2月16日日曜日

発明塾京都第167回開催報告~「徹底している企業」に思うこと

今回は、塾生さんに今後の進め方を考えてもらいながら、残りの登録公報を読みました。

最終的には、おおよその技術の流れは、つかめたのではないかと思います。いわゆる「特許調査会社」でやるような、「特許公報の読み込み」と「分類」作業を行いました(注1)。

読んで気づいたことは、

「なんて分析しにくい公報ばかり・・・」

ということです。もちろん、意図的でしょう。日頃から情報分析を徹底的にやっている会社は、

「同じように、簡単に分析されないように」

と、考えて出願しているわけです(注2)。請求項から実施例まで、考えぬかれた公報がズラリと並んでいる様は、圧巻でさえあります。

冒頭述べたように、3月末の締め切りまでの進め方は、塾生さんに任せますので、

「報連相」と「仮説検証」

を怠らず。もちろん、必要な支援はしますので、遠慮なく。

「働き盛りを棒に振る」選手には、共通点があると言う(P127)
仰木、野村、そしてラグビー全日本の平尾、
結局皆同じことを言う



※ 注1) 数年前まで、毎日のようにやっていた作業なので、少し懐かしい感じがしました(笑

※ 注2) そういう企業は、競合が入れている特許分析ツールは、必ず入れますし、それでどこまで分析できるか、常にウォッチしているわけです。となると当然行き着く先は、ツールの・・・。刺されそうなので、このへんで止めときましょう(笑