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「発明・発想法・思考法」の参考書籍

発明や思考法に関する参考書籍をリスト化しました。

探すのが面倒だ、どうせアマゾンで買うんだから・・・という声も多く、アマゾンへのリンクを整備し、購入したい方はすぐに買えるようにしました。

なお、読書法に関しては、以下ブログ他、本ブログ内を「読書法」で検索して、自分なりの方法を身につけて下さい。

発明塾京都第149回開催報告~「読書法論/勉強法論」




<発想法に関する”必須”テキスト>
まずは、以下の5冊を「完全暗記」し「マスター」することを、オススメします。

「たった一人のビジネスモデル-知られたモノの組み合わせから特許になる発明を創り出す方法」川北喜十郎
発明が異なる技術の組み合わせである点と進歩性の関係、を中心にいくつかの発明を実例にした、発明の基本が書かれている。僕の知る限り最も基礎的な部分を丁寧かつ簡潔に書いている良書。発明塾のテキストとします。

序文に、N.ミアボルドのコメントあり。日本語に訳されている発明の本では、最も参考になる。
こちらに、概要が紹介されています。

「イシューからはじめよ」安宅和人
発明の本ではないが、発明の手法が一番端的に書かれている。私自身は、ほぼ此処に書かれている通りの思考法を用いています。塾@京都に参加いただいた京都大学の院生さんからの推薦図書。(ありがとう)
他、思考法に関する本は、こちらで紹介。

「筋のよい答えの見つけ方」堀切川一男
解決策を「設計する」ということに関して、日本語では一番分かりやすい本でしょう。

「革新的なアイデアがザクザク生まれる発想フレームワーク55」永田豊志 

小さいアイデアを沢山出す、できるだけ詳細に具体的なシチュエーションを想定してから始める、などの基本を丁寧に解説。多すぎず、簡潔で調度良い。

読むとしたら「①→④→②→③、⑤」だと、頭でっかちにならなくて済む。その間、様々な発明家に関する本を読めば、気分転換にもなる。①と④はとても平易なので、まずはここから。


※追伸)上記が、アイデア出しに関する本だとすると、その「前後」の作業に必要なスキルについては、以下に参考図書をまとめています。

「思考法に関する参考図書」



<提案書を書く、ということについての参考図書>
これまで発明提案書の書き方については良い本がなく紹介できなかったのですが、一つ参考になる本を見つけました。

論理コミュニケーション」梅嶋真樹
文章を論理的に読み、論理的に書く手法のドリルです。
提案書がきちんと書けない(楠浦に呆れられる)人は、必ずやるように。

「文章は「書く前」に8割決まる」上阪徹

書く、という事に関する非常にわかりやすい本。
「日本語がおかしい」と僕に言われている塾生さん、全てに贈ります。

「アイデア・ドローイング-創造のために」中村純生 

絵も重要です。
第2版もあるようです

「基礎製図演習〈1〉第三角法と第一角法」パワー社
描くの前に、読めない人も多いようです。
「読図」に関する本、特に「演習/ドリル」形式のものをやっておくことを、強くお勧めします。
僕は「読図」ドリルを、中学時代に大量にやらされた結果、平面図から瞬時に立体を思い浮かべられるようになりました。
ある種の「脳トレ」です。



<発想法や発明に関する、その他の本、資料>

5冊をある程度理解した後、ぜひ、読んでみてください。 

「ヒット商品を生み出すネタ出し練習帳」松本
発想を得るための各種手法を掲載。
僕が普段言っていることは、ほぼ網羅されています。
ドリル形式なので、好きなところから好きなようにやればよく、何がしかは、身につく。そんな感じです。

「技術屋の心眼」E.S.ファーガソン

発明とは設計だと考える僕にとって、書かれていることは、発明に当てはまる事ばかりです。
発明に興味ない人でも、設計者志望/技術屋志望の方には、お勧めです。

「ひらめき力の育て方」大嶋光昭
パナソニックで「塾」を開催しておられる方。
実体験に基づく話が多く、とても参考になる。
特にP170付近の「課題設定」に関するところを読んでいただきたい。
「現状の課題と技術」を元に、「少し先の課題」を設定して、それに取り組むのだそうです。
2階建て法と呼んでおられます。
(3年後の課題→5年後の課題、と考えを進めるそうです)

「三菱電機情報交換会」柳下和夫
「情報交換会」と題したアイデア出しの場を三菱電機の中央研究所で設立運営されていたそうです。
アイデアの出し方以前のところで、ブレストの雰囲気やそれに臨む際の心がけ、生物から学ぼう、など平易な内容も多く、分かりやすい。

「起業家エジソン」名和小太郎
エジソンの考え方や、独特の発明手法を知りたい方は、ぜひ。
エジソン関係では、他に「エジソン発想法」(浜田和幸)も、とても参考になります。

「アイデアを捜せ」阿刀田高

発明は未来予測(創出)なので、SF的な小説作家さんの考え方は参考になります。
これは、阿刀田氏が、小説ネタをどう「ひねり」出したかをまとめた貴重な本。
ばらしていいんですかね、阿刀田さん。

「すごい会議」大橋禅太郎

クリエイティブな会議は、どの様にすれば行えるのか。
その答えがここにあります。
いろいろな本に書かれているエッセンスが、さらっと簡潔に書かれていますし、僕もこの中のいくつかを(全てではないですが)実践しています。
(各自があらかじめ考えを書きだしておく、など)

アルトシューラーの論文
創造性に関してするどい洞察がなされています。
弊社メルマガでも、解説を記載していました。

NewsWeek日本版2010.7.28号(目次のみ)
P40 -P46「科学が明かす創造力の鍛え方」ポー・ブロンソン他
この記事は非常に参考になります。
経験上、かなり的を得ています。
ここに書いてあることを意識するだけで、アイデアの出し方が変わってくるでしょう。
(読みたい塾生さんは、貸し出しが可能ですので、楠浦まで)

発明に関するアーカイブ(英語)

高須賀さんのBlog
サイボウズ創業者である高須賀さんのBlog。
「優れた制約条件=切り口」が良いアイデアを生む、など、大変参考になる記事が掲載されています。
私がいつも言っている「発明提案書に必要な要素」=「必然性」「効果」「実現可能」。同じことが書かれています。

「クリティカルシンキング」に関するサイト

発明という観点ではありませんが、参考になります。



他、関連書籍は以下でも紹介しています。

「発明塾@東京 年末のご挨拶」



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