「発明塾®」へようこそ!: もっと創造的な「チーム」を作るには~発明塾第304回開催報告

2015年7月11日土曜日

もっと創造的な「チーム」を作るには~発明塾第304回開催報告

報告が遅れましたが、第304回の内容を振り返っておきましょう。


今回は、発明塾初期の頃から行っている、

「各自が、どういう創造能力を持つのか」

という点に関して、簡単な課題/討議を行いました。


これも、発明塾で多くの学生さんに参加してもらう中で、僕の中に新しく作られた視点のひとつです。

それぞれが異なる能力を持つ前提で、自分にあった「創造性」発揮の手法を、身につける。

これが、

「発明塾式」

です。

第2章に「創造的音楽教育」とあります。
ヤマハ音楽教室で、川上氏が目指したものが何か、
よく伝わってきます


「XXXX法」

のような、キャッチーな名前のついた発想法ではなく、そういった種々雑多な方法(失礼!)を

「自分のルーチン」

に落としこむために、日々、どのようなトレーニングを行い、誰とどういう議論をすべきか。

それこそが、発明塾で学べることです。


以前、一緒に発明活動を行っていた、NASDAQに上場した半導体ベンチャーの社長からは、

「クスウラがやってるのは、起業家/企業家教育なんだろ?」
(You mean its a entrepreneur-ship training?)

と言われたことを、いつも思い出します。


自分のアイデアを、実行可能で、ファンドから投資が得られるロジックに作りこんで、提案書として仕上げる。

これを、発明を変え、何度も行う。


彼からすれば、

「発明というよりは、企画提案のトレーニングだよな」

ということのようです。


もう一つは、その作業を複数のメンバーで行うことで、

「良い仲間」

が出来、

「良い仲間との付き合い方」

が、身につくことです。

これが、一番大きいかもしれません。

一生の財産となるでしょう。


発明法、発想法、知財戦略の考え方、特許情報分析・・・すべては、

「創造的なチームを作り上げ、世界を変える、最高の成果を出すため」

です。


発明塾では引き続き、「創造的なチームを、いかにして作るか」を、科学します。

今後も宜しく。