今回の投資部の討議では、論文情報などアカデミック寄りの活動も分析対象に取り入れました。
討議のプロセスは、別途小塚さんに整理していただける予定です。
今後も、多様な情報源について、それぞれの特徴を踏まえた分析に取り組んでいきたいと考えています。
ご協力を、お願いします。
さて、発明塾は、
「成果を出しながら、様々なことを学び、全員が成長する」
ことを、原則にしています。
投資のための情報分析を加えたことで、経済学などを取り入れることができるのが、大きなメリットだと、僕は以前から考えていました。
(工学部の学生が経済学を学ぶことの重要性については、また別途お話しします)
ここでは、最近のHotイシューの1つ
「トランプ政権の減税政策」
について、知っておいてほしいことの
「入り口」
を示します。
● 「減税」が「税収増」に効果があるとする人たち~「サプライサイダー」と「ラッファー」
塾生さんにとっては、すでに歴史上の人物だと思いますが、その昔
「レーガン大統領」(当時、日本の首相は
中曽根 氏)
の時代に、全く同じ議論がなされています。
一連の経済政策は、
「レーガノミクス」
と呼ばれています。
この政策のもとになる、減税で企業の経済活動が活発になり・・・まわりまわって税収増収になる、という経済理論を唱えたのが
「ラッファー」
です。企業の活動が活発になれば・・・、というのは、需要(デマンド)の都合を無視した供給側(サプライサイド)の理屈であるとして、このような考え方を
と呼んでいます。
(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
手持ちの本しか紹介しない主義のため、
やや古い本になることをご容赦ください。
いずれも少し古い本ですが、入り口には
丁度良いと思っています。
「アメリカの高校生が・・・」の方は
今でもベストセラー扱いのようです。
こういう、大きな政策転換が起きる場面に遭遇することは、そうそうないかもしれませんので
「これから何が起きるか」
予測し
「よく観察する」
のがよいと思います。
そのために、経済学を紐解いてみるとよいのでは?というのが、僕の提案です。
未来を見通す眼、あるいは、
「仮説を立てる能力」
を与えてくれるのが、科学であり知識だと僕は考えています。
何が起きるか、についての仮説は、投資部で討議することが可能ですので、是非皆さん、考えてみてください。
未来を見通す眼、あるいは、
「仮説を立てる能力」
を与えてくれるのが、科学であり知識だと僕は考えています。
何が起きるか、についての仮説は、投資部で討議することが可能ですので、是非皆さん、考えてみてください。
楠浦 拝
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